YO-YO　TAYLER　ロンドン発ヘアメイクのお仕事場

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数年前に目力という言葉が発明されて以来、日本人のアイメイク、特に睫毛メイクに対する気合いと概念は並々ならぬもになりましたね。

今回は、（自称）「睫毛メイクの達人YO-YO」のオススメ・テク＆アイテムの御紹介です★



資生堂 アイラッシュカーラー 213

先ず日本で一番人気が高いであろうと思われるのが、資生堂のこれ。

YO-YOも自分用に１０代の頃から愛用しています。
実は母から譲り受けた一品なのですが、今でも現役で大活躍中。

微妙な改良は重ねられていると思われますが、基本的に一番日本人の瞼にフィットしやすい設計だと思います。

つまり、典型的な「和顔」＝切れ長の目、一重や奥二重の人向きではないでしょうか。

注意今では、日本人の西洋化が進み、ぱっちり大きな瞳や天然二重瞼、彫りの深い人も多くなったので、一概に日本で発売されているビューラーが誰にでもピッタリとフィットするとは限りません。

一口にビューラーと言っても、瞼に当たる部分のカーブや角度、深さはメーカーやモデル毎に違うので、少しでも不自然な感触を覚えたり、上手くカール出来ない！と感じた時点で他のビューラーを試しましょう。
（よく、皮膚を挟んでしまって痛い(>_< )！という人は、自分の瞼に合っていないビューラーを使っている可能性があります）



シュウ　ウエムラアイラッシュカーラー　定価1000円

因みに、海外で一番人気はコレ

欧米人が口を揃えて「使い易い！」と絶賛するので、彫りの深い二重やぱっちり瞳の人向きと思われます。

もし、自分の瞼が「日本人離れしている」「整形したので、和顔じゃない」という場合は、こちらの方が妥当な選択かも。

さて上記の２大ヒット商品以外にも、探してみると様々な選択肢が販売されているので、要チェックです↓



アイラッシュカーラー　(ライトカーブ)

○ゆるやかなカーブで目元の凹凸が少ない人・切れ長目の人におすすめ

これは、今、流行の「オリエンタル・ビューティー」を代表する色艶ある目の形の人（女優で例にとるならルーシー・リュー？）にしっくりくるのではないでしょうか。

切れ長の目を嫌ってアイプチをしたり整形する方も多い昨今ですが、男性は結構このテのミステリアスな目元を好む人も多いのが現実。
日本人モデルに、この切れ長タイプが多いのは単に「アジアを代表する顔」というだけでなく、確固たる「不動の人気」もあるからなのです！

もし折角そんな持って生まれた魅力を備えているなら、決して「アジア人独特の欠点」と受け取らず、「その長所を最大限に活かしてオリエンタル・ビューティーを制覇する！」くらいの気持ちでアイメイクを楽しんで欲しいですね★

実は‥整形肯定派、美容整形大賛成と自認するキャサリン・セタ・ジョーンズも、本来はこのカテゴリーに属する目元の持ち主でした。

腫れぼったい瞼の余分な皮膚を相当除去したので、今でさえスッキリと鼻筋が通っていますが、彼女も決してパッチリ二重のデカ目とは言えません。

にっこり微笑んだ時の一重に近い横線の瞳。
（またセタは、この奥二重メイクが絶妙に上手いので、じっくり観察の価値ありです）

もう「切れ長一重が恥ずかしい」時代は終わりましたっ（YO-YO的断言）



アイラッシュカーラー　(ノーマルカーブ)

○一般的なカーブで綺麗に仕上がります

一番、モンゴル系日本人に多い正にスタンダードな瞳の持ち主は、先ずこれから試してみて、様子を見ましょう。

これは「切れ長でもデカ目でもない」という、要は中途半端な目元の人も、ビューラー選びに迷った時は無難です。

中途半端と言っても、決して悪い意味ではなく、「７号じゃ小さいけど９号じゃ大きい」と洋服選びに困るみたいなものですから、ある意味、テク次第でどちらにでも変身しやすい、という利点があります。

西洋人で、代表的にこのタイプの目元の持ち主は、日本でも絶大な人気を誇るパリス・ヒルトンなんかがそうですね。

彼女の目元は、決してドーム型に繰り出た瞳ではなく、二重部分も相当奥二重で、にっこり笑うと切れ長になる、でも意識して見開いたりアイメイクをバッチリすれば印象的な目元になる‥という、ある意味、日本人にも多いタイプなのです。

全体のゴージャスな印象に惑わされて、実は一般の西洋人女性に比べるとパリスの目が断然「細目」だということに気付いてない人、多いんじゃないでしょうか？



アイラッシュカーラー　(ディープカーブ)

○深目のカーブで目元の凹凸が大きい人・目が丸い人におすすめ

はい、もし貴方の目が何かしらの理由（幸運にも先天性だ、混血だ、整形したぞ！‥等々）でぱっちぱちの瞳だったら、やはり思い切って「日本人向け」ビューラーはポイして、その大きな瞳に沿ってキレイにカール出来る形のビューラーを選びましょう。

浜崎あゆみ風、バービー風、大好きなハリウッド女優風‥野望は高く、テクニックを磨いて、果てしなく上向き睫毛をクリエイトする為に、道具選びもあなどってはいけません！

このテのお目々の持ち主は、もともと睫毛自体も上向きに生えている人が多いのですが（睫毛を押さえ込んでしまい下向きにする憎き瞼の皮膚がないからです）、やはり睫毛美人極めて「横顔美人」にもなろうと思うなら、どの角度から見てもキレイなカーブのカールになるよう、ひと手間加えてビューラーをかけるのは一案です。

考えてみて下さい。人の顔立ちは千差万別、一人一人微妙にミリ単位で目元の形も睫毛の長さも違うのに、メーカーから出ているたった１つのビューラーが誰にでもピッタリ合う訳がありません。

痛み知らずで思い通り上手くカールし、自在に希望通りのカール具合を調整したり、「バービー風の中央山形睫毛」にするか「目尻ぱっちり切れ長オリエンタル睫毛」にするか‥と更に上級テクをマスターする為にも、先ずは「正しいビューラー選び」から検討してみて下さいね。


思いっ切り続きます「カール編」「マスカラ編」へと続々秘伝の技を紹介してゆきます★


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