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「一隅を照らす」
東京国立博物館で開催中の 特別展「最澄と天台の国宝」に行ってきた話の三回目。 三回目は絵画編の予定だったのだが ちょっと特別展の話から離れて地元関連の話など。 いきなり比叡山延暦寺のHPからの引用。 「一隅を照らす」 それは信仰の心であります。伝教大師は、一部特権階級の学問であった仏教を多くの人を救う教えと考え、比叡山に入りました。不滅の法燈は、人々に春を告げるほのかでささやかな灯りでした。 光輝く時代にあっても、暗闇に覆われる世にあっても大師の灯した火は、生命力に満ち、永遠に継続しております。 今日、当然として受け入れている日本人と仏教の結び付きも、この灯りによって導かれた結果であります。不滅の法燈は、伝教大師の「一隅を照らす」心の象徴として、日本のみならず世界の隅々までも照らす平和の灯りとなっております。 ![]() 天台宗開宗以来1200年にわたって灯され続けている 「不滅の法燈」が この連休に群馬にやってくる。 「油断するな」という言葉は この法燈のために使われる菜種油を 常に用意しておく必要があった 延暦寺の習慣から生まれたものだ。 伊勢崎市にある天台宗の名刹、華蔵寺では 5/3(水)に「法燈奉安大法要」が行われる。 あわせて5/2(火)から7(日)の期間に 「秘仏釈迦如来御開帳」が行われ 秘仏本尊釈迦牟尼如来、普賢菩薩、文殊菩薩(伝運慶作) が実に166年ぶりに公開されるという。 詳しくはこちら、華蔵寺祭りのHPへ。 3日の法要はものすごく見たいのだが ちょっと仕事の都合で無理だろうな。 秘仏のご開帳は何とか都合をつけて拝観に行きたい。 それにしても最近めっきり天台宗にはまっているなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 30, 2006 11:40:01 PM
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