カテゴリ:江戸川
江戸川土手の斜面に、三つ葉のクローバーがコロニーを形成していた。一昨年の堤防補強工事で、新たに芝が張られたのり面だ。芝が広がっていた場所に、雑草の仲間・クローバーが白色と赤色で陣地取りのように固まっている。徐々にその勢力を広げて行くのだろう・・。
クローバーの和名は、ツメクサ(詰草)。初夏、シロツメクサとアカツメクサがいたる処で咲く。痩せている土壌に咲き、雑草のごとく強い生命力を持つ。幼い頃の遠足を思い出す。女の子が四つ葉のクローバーを探しながら、花冠を編む情景を・・。 ツメクサの「詰める草」語源は、緩衝材からきている。江戸時代、オランダなどから持ち込まれた植物だという。西洋の陶器を箱に詰めて輸入される際、箱のすき間にこの山野草を詰まっていたことに由来。明治・大正を通じて、日本各地の牧草地などに、瞬く間に広がったクローバー。クローバーやタンポポは、ウサギの好物。
写真1 江戸川堤防の芝法面。 写真2 発達中のクローバー・コロニー。 写真3 シロツメクサのコロニー。 写真4 白色と赤色のクローバー。 写真5 土手斜面の山野草畑 写真6 土手から観る「流通タウン」。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023年05月30日 05時00分06秒
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