リユース宮殿 処理施設
東武スカイツリーライン越谷駅から西へ3kmほど行くと、西洋的な宮殿が現れる。越谷を含む5市1町で構成される東埼玉資源環境組合のごみ処理施設・第一工場だ。一日当り800トンの焼却能力を持つ建物。ごみ処理場とは、見えない。シンメトリックな美しい建築物だ。 焼却で発生する熱エネルギーは、場内外の施設で活用されている。また、蒸気タービン2基を設置して、出力24,000KWの発電を行っている。工場内の電力を賄うのみならず、売電もしているという。建物の両サイドの巨大な円柱内には、収集車がプラットホーム(ごみをピットへ投入場所)までの螺旋路が造成されている。 施設の西端に、高さ100mの煙突塔が立っている。この塔の上部に展望台が造られている。地上80mから360度見渡せる回廊となっている。一般に無料で開放されている。南西方向に富士山を、北東方向に筑波山を望むことができる。北の下には越谷市総合体育館があった。写真-1 新方川沿いに建つ越谷の「リユース宮殿」。写真-2 第一工場ごみ処理施設の入口。写真-3 ごみ処理施設外壁と窓ガラス。写真-4 地上80mの展望台。写真-5 眼下の越谷市総合体育館と新方川。写真-6 江戸川土手からリユース展望台と富士山を望む。