花粉光環 後光の輝き
もう一つの春の風物詩、花粉飛散が早く終わりになればよいが・・。耳鼻科や皮膚科の診療所に列ができる光景が減ったように感じる。但し、スギが終わってもヒノキがある。良く晴れ、暖かい日には、花粉浮遊がもたらす「花粉光環」が見られる。太陽が高ければ直視は、危険なので標識等を盾にして見る。 現代日本人の4割以上が花粉症を患っているとされる。1950年代には花粉症という言葉なかったという。1970年以降増加し、病院や薬なども充実してきた。花粉症気味でない人が希少価値になっている。花粉症増大の原因は諸説あり、以下のような要因が複合している。 (1)杉の大量植樹、その後の管理状況。 (2)食生活の変化とアレルギー反応。 (3)抗生物質の普及。(4)大気汚染(排気ガス、黄砂、PM25)物質に花粉が反応。 国全体でみても花粉症に要する医療費は無視できないと思う。写真1 花粉飛散、後光さす標識。写真2 花粉飛散日の夕日。写真3 屋根の上の光環。写真4 花粉光環。写真5 歪んだ朝日。写真6 対岸の朝富士。