柏の葉 行く秋を
晩秋の柏の葉公園を歩く。管理センターと池のあいだにあるモミジバフウ(紅葉葉風)の葉が約八割散っていた。当公園は、桜の頃は大変賑わうが、紅葉時期はそうでもない。特に今年の秋は、全国旅行支援の恩恵があるので、宿泊を伴う観楓会に出かける人が多かった。 園内には、見頃なモミジが残っている。最後の「色気」を見せている。春から秋にかけて緑色していた葉は、赤色や黄色になって散ってゆく。晩秋、樹は葉を落として、枝だけになり身軽になってゆく。根が吸い上げた水分は、葉から蒸発する。光合成をして栄養をつくる葉は、寒い冬に向けて不要となるのだろう・・。 先日、5回目の新型コロナ予防ワクチンを接種した。感染流行の第8波は、緩やかな大きな波となっている。12月4日現在、全国の1週間平均の感染者数は106,000人、死者数が151人。国は、各種制限を次々と解除した。感染した人の隔離期間や濃厚接触者の制限なども緩和する時期に来ている。写真-1 県立・柏の葉公園水辺の紅葉。写真-2 晩秋の枯れ葉と四阿。写真-3 散りゆくモミジバフウ。写真-4 色鮮やかなモミジ。写真-5 紅葉トンネルの下で。写真-6 イチョウとプラタナスの幹枝。