派遣439日目:バスでメケレに帰任
1ヶ月以上ぶりに任地に帰る。今回は交通費も出ないので、バスでとぼとぼと帰ることにした。普通に帰れば2日で帰れるが、今回は途中で幾つかの町で泊まって、5日かけて帰ることにした。思えばちょうど一年前に、ランクルで2日かけて任地メケレに赴任した。それ以来、空路以外で任地と首都を移動するのはこれが始めて。○1日目:Addis Ababa → Debre Birhan思った以上に道が悪く、席も狭いし乗り心地は最悪。あまけに前のシートからボルトが突き出ていて、それが膝にあたるので痛いし、かなり足が疲れて、珍しく全然寝れなかった。思ったより時間がかかり、4時間半ぐらいで、一泊目の目的地「Debre Birhan」に到着。ここには2ヶ月程前まで隊員が居たが、今はもう帰国して誰も居ない。昼食を済ませてから、ホテル探しをした。50ブルぐらいで探したが、シャワー付では120ブルと言われた。でもこれは外国人価格でエチオピア人なら80ブルらしい。レジデンスカードを見せて交渉してみたが、駄目だった。何件か回っていたら、ホットシャワー付で30ブル、しかもかなり部屋が広いところがあった。ドアに鍵が無いが、持っていた小さい鍵が使えたのでここに決めた。でも、夜シャワーを浴びようとしたら、確かにお湯は出たのだが水が出ず、熱過ぎて無理だった。まあ30ブルなら諦めがつく。○2日目:Debre Birhan → Kombolcha今朝8時頃にバス停に行ったら既にバスが無くなっていた。次のバスは昼過ぎにアディスから来るとの事。バス停の近くの道端でバスが来るのを待つように言われた。1時間程待ってアディスから来たミニバスに乗った。60ブルと大型バスより大分と高いが乗り心地も全然違うのでしょうがない。だがタイヤ交換やブレーキパッドの交換をした為、予定より大幅に遅れて、8時間程かかった。バスを降りてすぐのところに40ブルのホテルがあったのでそこに泊まることにした。○3日目:Kombolcha → Alamata昨日の反省を元に、今日は7時前にはバス停に行ったが、既にメケレ行きのバスは、もう行ってしまったようだ。できれば一気に任地に戻ろうかと思っていたが、しょうがないので中間地点のAlamataでもう一泊することにした。6時間程かかってAlamataに到着。25ブルのホテルがすぐに見つかった。3階建ての立派なホテルだ。しかもコールドシャワーって聞いたけどお湯が出た。ラッキー。○4日目:Alamata → Mekelle朝5時に起き、まだ暗闇の中、バス停に向かう。6時間かけてメケレに到着。途中何度も人の乗り降りが行われる為、やたらと時間がかかった。バスから降りた瞬間にうちの学生に声を掛けられ任地に戻ってきたなぁという感じがした。心配していた家だが、何にも無くなってなくて一安心。でも電話が繋がらない。電話代を払ってなくて止められたのかと思ってお手伝いさんに聞いたら、庭に数センチ積もるぐらいのすごい雹が降って、電話線が切れてしまったらしい。お手伝いさんは、お願いしていた電気代や電話代の支払いもきちんとやってくれていた。所要時間と交通費は以下の通り。Addis Ababa↓ 大型バス、4時間半、19BirrDebre Birhan↓ ミニバス、8時間、60BirrKombolcha↓ 大型バス、6時間、40BirrAlamata↓ 大型バス、6時間、35BirrMekelle