相変わらず読み始めるとついつい一気に読んでしまう
千里眼シリーズ最新作「千里眼の教室」です。

今回は岬美由紀の暴走がいきなり冒頭から始まります。
でも、例によって緊急避難処置でたいしたお咎めもなく、
ストーリーは進んでいきます。

ただ、今回は千里眼の出番は少ないですね。
むしろ主人公は事件に巻き込まれ、いつの間にか首謀者に
近いポジションについてしまった高校生。

そしてとりあげらげられているテーマは高校生の歴史履修問題や、
全体主義的な思考、そして自由社会での機会の平等について。

エンターテイメント＆アクション小説だから、
非常に安易だし、ありえないぐらいにスムーズにコトが運ぶけど、
まぁそれはご愛嬌。

そんなことより、前半の暴走はともかく、
ラストの岬の暴走は明らかにやりすぎで、
今までのように不問になるようなレベルではない。

いくらなんでも、あそこまで弾けさせたら、
このシリーズとしての完成度が極端に低下すると思うんだけど、
他の人はどう思うかな。


ま、面白いのは面白いので、読んで損することはありません。
あくまでも軽ノベルスというつもりで読んでね。

「千里眼の教室」



今日のツイテル
1.パイレーツ・オブ・カリビアン（２）が借りれた。３を見る前に復習だね。
2.メルマガを執筆。
3.有酸素運動45分
4.末娘のナルちゃんの予防接種が無事済んだ。
5.山菜おこわがうまかった。

最後まで読んでくださったあなたに、全ての良き事が雪崩のごとく起きます。