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カテゴリ:新聞を読んで考えたこと
「女性は子どもを産む機械」発言が波紋 野党が辞任要求
2007年1月28日(日)23:51 ■野党各党は28日、子どもを産む機械や装置に女性を例えた柳沢厚生労働相の発言を、一斉に批判した。厚労相の辞任を求める声も出ており、29日から本格化する国会論戦で追及を強めるのは確実だ。一方、柳沢氏は28日、「話をわかりやすくしようとした。適切でなかった」と釈明した。 問題になっているのは松江市で27日あった自民党県議の後援会の集会での発言。柳沢氏は、少子化問題にふれた際、「機械と言ってごめんなさいね」などの言葉を入れつつ、「15~50歳の女性の数は決まっている。産む機械、装置の数は決まっているから、あとは一人頭でがんばってもらうしかない」などと発言したという。 ■柳沢氏は28日、朝日新聞の取材に対し、「人口推計の話をした時、(聴衆が)よく分からないようだったので例えて言った。(発言した)途端に、これはまずいと思い、失礼した、申し訳ないとお話しした」と釈明した。女性への差別的な意識は「全くない」と否定した。 だが、社民党の福島党首は28日、「絶対に言ってはいけない最低の発言で、辞任を要求する。女性は年金の財源を産むための機械ではない。発言は『国のために子供を産め』と言ったようなものだ」と辞任を求めた。共産党の市田忠義書記局長も「後で取り消したと言うが、最初の発言が本音だ。辞任に値する」とのコメントを出した。 福島氏を含む民主、共産、社民の3野党の女性議員は29日、連名の抗議文書を柳沢氏に手渡し、辞任を求める。 民主党の鳩山由紀夫幹事長は「厚労相として子どもを産み育てやすい環境をつくってこなかった所に原因があるのに、非常にけしからん」と柳沢氏を批判。国民新党の亀井久興幹事長も「女性が安心して子どもを産み、育てる環境をいかにつくるかが厚労相の仕事。そのことを棚に上げて、女性にその責任があるかのような言い方をしたとも言える。国会で責任を追及したい」と語った。 安倍首相は2月上旬にも少子化対策に取り組むための「子どもと家族を応援する日本重点戦略検討会議」の初会合を開く。政権全体で少子化問題を重視する姿勢をアピールし、支持率下落が続く政権の浮揚に結びつけたい狙いだ。 だが、同会議のメンバーでもある厚労相が女性軽視とも受け取れる発言をしたことで、29日の代表質問から本格化する国会審議で野党側が反発を強めることは必至。安倍首相にとって、出ばなをくじかれることになりかねない。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 本当に子育てした人の口からはこんな言葉は絶対に出ないはずです。 私は子供や孫のことを身近に育んできた一家庭人の感覚として同世代ですが、こんな化石のような 鈍い感性の人には決して「美しい日本」の船長は任せられません。 少子高齢化、医療、介護などの問題を解決する為の先導役である厚生労働大臣がこんな感覚を持って 政治に当たること事態が、現在の政治家が、世の中や庶民の感覚から大きく遊離している象徴的な 発言だったのではないでしょうか。 昨今の弱いものいじめ税制の改正/庶民を置去りにした医療・介護制度改正、昨今の政治は、一体誰のためのものなのでしょう。 国民の血税を一番無駄遣いしているのは、政治家とお役人ではないですか。 国民は、もっともっと賢くなって言うべきことを主張するときだと思いますが・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.01.29 09:50:25
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