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カテゴリ:心理
ブチ切れても後悔するだけ!「怒りを感じた時」の上手な対処法3つなるほど。 夫や子ども、親、兄弟姉妹、友達などと大ゲンカ! 「この怒りをどうしたらいいの!?」という時って誰にでもありますよね。そして、怒った後にくる後悔やら落ち込みなどを感じて、さらに苦しくなってしまう……。 もし、その怒りをプラスの方向に生かすことができるとしたら、楽になれるし、いいなと思いませんか? 今回は、身近な人とケンカをして“怒り”を感じた時の対処法について、コーチングアカデミー東京校校長の橋本隆さんにうかがってきました。
■1:“怒り”がいけないわけではない 「怒った後というのは、なんとも言えないイヤな気分が残りますよね。そして、怒らない方が良かった……と、後悔の気持ちがわくことが多いです。 そんな時、まずは “怒り”がいけないわけではないと、ご自身の感情をそのまま受けとめてあげましょう。“感情”は、人の意思に関係なくわいてくるものです。つまり、“怒り”もわいて当然ということです」 “お腹が空いた~”と思うのと同じように、“怒り”も自然にわいてくるものと捉えると、怒らない方が良かったという後悔も少なくなりそうですね。ちなみに、「怒ってスッキリした!」という場合は、次に述べる2つ目のポイントを飛ばして3つ目に進んでくださいとのこと。
■2:“怒り”と“相手の反応”をわけて考える 「怒りがわいた後、その怒りを相手にぶつけるとケンカになります。その後の反応としては2パターンあります。1つ目は“関係が深まる”、2つ目は“相手に引かれる”です。 相手に引かれると、怒ったことが後悔につながりやすく、それゆえ“怒ってはダメ”と思ってしまいがち……。しかし、こう思うとますます怒りがわいてきて、負のループにおちいってしまいます。 このループから離れるには、怒りがわくことと、相手に引かれたことをわけて考えるようにしてみましょう」
■3:心が動くということは“大切にしたい思い”がある 「“怒りがわく”=“心が動く”ということです。喜びも怒りも、心が動くということは“大切にしたい思い”があるということ。そこで、『私が大切にしたい思いは何だろう?』と自分に質問を投げかけてみます。これがカギになって、“何で怒ったのか”自分の大切な思いが少しずつ言葉になっていきます。 “相手に引かれた”という事実に対しては、もし改善したいと思ったら、自分の大切にしたい思いを尊重する方向で、その相手との関わり方を考えるようにしましょう。そうすることで、相手が大切にしたい思いを尊重する方向で物事を考えやすくなっていきます」 なるほど、このように考えてみると、怒りもプラスの方向に行かせることができそうですね。なお、生命の危機に遭ったなど特殊な場合には、無理に改善しようと思わなくていいとのことです。
以上、身近な人とケンカをして感じた“怒り”をうまく対処する方法を3つご紹介しましたが、いかがでしたか? 怒りがわくということは、そこに“大切にしたい思い”があるということ。確かに、どうでもいいと思っていることに怒ったりしませんよね。怒りを感じた直後に、このように思うのは難しいかもしれませんが、少し時間が経って、実践できそうと思ったら取り組んでみてくださいね!
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Last updated
2014.11.12 19:11:34
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