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テーマ:猫のいる生活(135904)
18日の午後に行ってきました~。
ちょっと遠い病院だったので(車で片道50分くらい?) こじろうが車で恐がるだろうと思うと心配で心配で (こじろうは長距離車に乗ったことが無い) おかあタン、出発前からめまいが 今回はおかあタン一人で連れて行くし、初めての場所でしかも都内。 色々不安だったので早めに支度して 余裕があるはずだったのに、行く少し前にこじろうが吐く まあ吐いたのは少しだったし、朝食べすぎだったせいかな?ってことで 片付けてるうちにボチボチ時間がつぶれて、ちょうどいい感じに。 車に乗ってから鳴き通しだったけど絶叫ってほどじゃない。 信号待ちで様子を見ると…口開いてるよ!大丈夫か?!! 口呼吸ってほどじゃないけど、口をポカンと開けてる 信号待ちごとにキャリーに手を突っ込んで撫でたら段々口を閉じるようになった。 そのうち毛づくろいなんかし始めて、落ち着こうとしてやってるんだろうけど まあ意外と大丈夫な感じ。いつもはガチガチに固まって目を開けたまま意識なくなってるし。 病院に着いたらワンコが多くて(予想はしていたが)さすがに固まるこじろう。 しばらく待たされて診察室に通され、院長先生が登場。思ってたよりはお若い感じ。 まず初めに問診。 以前日記に書いたのを印刷して持っていって話した。 こじろうを保護してから今までをゆっくり聞いてくれた。 今までこんなにゆっくり話を聞いてもらったことがないので、なんだか恐縮してしまう。 先生は熱心にメモを取りながら、少し質問をはさみながら聞いてくれた。 先生は、話を聞く限りIBDだと思う。と言う。 広義の意味でのIBDと狭義の意味でのIBDがあるけど この子は狭義の意味でのIBDに当てはまると思う。 普通の検査(血液検査・レントゲン)をして他の病気が排除できれば IBDと仮定して治療を進めるのがいいと思う。 (↑今はこじろうの状態がいいからって言うのもあるのかな?) IBDを調べるのにバイオプシーとか内視鏡とかあるけど IBDを断定できても治るわけじゃないから、それをやるのは負担の方が大きいと思う。 (避妊手術も相談したけど、何にアレルギー反応が出るか分からないから止めた方がいいと) 犬のIBDだったら手作りご飯を勧めるけど、猫は難しくて 体にいいご飯だからって出したって食べてくれないことが多いし (良くご存知(涙)IBDは特に、好きだったご飯も翌日猫またぎってことがあるから) 食べてくれて大丈夫な(下痢したりしない)ご飯をあげて様子を見ながら 薬でコントロールするってことでどうでしょう?と言うようなことを言われる。 (なにか私の解釈が間違ってたら先生ごめんなさい) 検査しても治らないって言うのは、なんとなく私も思ってて 今は状態が良さそうだから弱い薬でコントロールできたら良いと思う。 食べてくれて大丈夫なご飯って言うのも現況優先って感じでいい。 他のIBDの猫さんたちも、理由は分からないけど大丈夫なご飯ってあるみたいだし。 理由(原因)を色々考えてみたところで、IBD自体が掴みどころが無い病気だからな~。 少しずつ様子を見ながらやりましょうと言ってもらえるのは、こじろうに合ってる気がする。 次にゆっくりやさしく触診。 「固いね~」と言われる。固いやつなんです。猫なのに(汗) 軽い歯肉炎になってると言われる。歯石が溜まって来てるとは思ってたけど。 内股にイボがあるとも言われる。 イボ、前からアチコチに少しあったけど、最近増えてる感じ。なんだろう?? 更にレントゲンと血液検査、糞便検査も。 レントゲンを見ると、大腸に固そうなウンチ、胃にガスが見える。 本来なら小腸とかにもガスがあるのが見えるはずなんだけど 見えないから小腸が腫れているんだろうと。 十二指腸、小腸にガスが流れないで胃に溜まってるから吐きやすい。 小腸が腫れてることで胆汁や膵液も出にくくなってて、 そのせいもあってウンチが固いのかも。みたいな話だった。 ついでに肝臓が少し小さいことも発覚。でも特に問題なし。 血液検査(カッコ内正常範囲)単位 ・白血球 10900(5500~19500)/μl 好中球(分葉核球) 79.7(35~75)% リンパ球 10.9(20~55)% 単球 2.2(1~4)% 好酸球 7.2(2~12)% ・血小板 52.3(30.0~80.0)x10000/μl ・赤血球 852(500~1000)x10000/μl ・HGB(ヘモグロビン) 12.8(8.0~15.0)g/dl ・PCV(赤血球容積) 36.7(24.0~45.0)% ・II(黄疸指数) 2(2~5) ・TP(総タンパク) 7.2(5.7~7.8)g/dl ・GPT(グルタミン酸ピルビン酸トランスアミナーゼ) 38(22~84)U/l ・ALP(アルカリフォスファターゼ) 48(38~165)U/l ・TCHO(総コレステロール) 213(89~176)mg/dl ・TG(中性脂肪) 32(17~104)mg/dl ・BUN(尿素窒素) 42.5(17.6~32.8)mg/dl ・CRE(クレアチン) 1.3(0.8~1.8)mg/dl ・Ca(カルシウム) 10.2(8.8~11.9)mg/dl ・IP(無機リン) 4.5(2.6~6.0)mg/dl ・GLU(血糖) 110(71~148)mg/dl 白血球は思ってたより良かった。リンパ球が少ないけど。 それよりもタンパクに関する数値が。BUN42.5ってコレステロールも高い。 先生はお肉の食べすぎでしょう。と。 だから野菜食べてって言ったって、そう簡単には行かないだろうし イノーバEVOが大丈夫なら当面はそれを食べさせて様子を見ましょうってことで。 糞便検査 細菌数 正常 桿菌、球菌の割合 球菌が多い 運動性 OK カンピロバクター (-) その他の細菌 (-) 寄生虫or寄生虫卵 (-) 原虫 (-) 赤血球 (-) 白血球 (-) 酵母 (-) 腸粘膜 (-) 脂肪滴 (-) 悪玉菌に小腸の免疫が過剰に反応して腫れている可能性があるので 悪玉菌をたたくのにアスゾール、 胃から十二指腸に食べ物とかガスが流れやすくなるようにナウゼリンを処方される。 以前まだ軟便だったころ、抗生物質をもらったら一時的に普通便になったことがある。 でもそのあと、すぐ元に戻っちゃったんだよね。 先生は歯肉炎があるとそこで菌が繁殖するから、口腔の処置もした方がいいと言う。 今日、やれれば歯石を取った方が良いけど、色々されてストレスを感じてるだろうから 無理して今日やらなくても、次回でも良いですよ、と。 猫がストレスに弱いことを良く分かってくださってて、すごく気を使ってくれる。 ちょっと考えたけど、見る限りいつもよりは平気そうだし 大体のことは家に帰ってケージに入れば忘れちゃうから、まあ大丈夫だろう ってことで歯石取りまでお願いした。 歯のケアも教わったけど”無理してやらなくて良いですよ”と先生に念押しされる。 投薬もあるし、ストレスになることが続くとそれで調子悪くなるもんな。 そんなわけで結構時間がかかって、帰りの車ではこじろうグッタリ。 でも家に帰ったら意外とケロッとしてて、ご飯もモリモリ食べた。 ウンチもちょっと固いけど順調に出てる。 今朝測ったら体重が3.58kgに。その調子でお願いします。 次回の予約は昼休み前にしてみた。 そうすれば少なくとも帰りがけにワンコがいる可能性が減る。 今度からは昼休みの前後に予約を入れよう。 ナウゼリン1/4錠は割と簡単に飲ませられるんだけど アスゾール1/4錠がうまくいかない 先生には”苦いから、思い切って1発で成功させるようにしてください”と言われたが なんかプレッシャー感じちゃって こじろうも苦いことが分かったのか嫌がって吐き出すし。 あとでオブラートを買ってこよう。あと頭の大きい綿棒も。 歯茎のマッサージ、出来るかどうかちょっとだけチャレンジしてみようかなっと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[次女 こじろう♀(11歳10カ月 IBD・腎不全・歯肉炎・心臓病)] カテゴリの最新記事
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