我が家の中国語&日本語のミックス会話
ある方から、「つばめさんは、ご主人とは中国語、 お子さんとは日本語で会話しているそうですが、 ご家族団欒の際には、何語で話されるのですか?」と聞かれました。今まであまり意識したことがなかったのですが、こう改めて聞かれてみると、確かに二ヶ国語が飛び交う我が家は変といえばかなり変な状況ですね。家族みんなでしゃべっている時、私と子供の日本語会話は夫には分かりませんが、家族みんなその状況に慣れていて、特に不便を感じてません。夫が入りたそうなら、私が今こういう話をしていたと中国語で簡単に説明し、夫と子供は中国語で話し、私はそれを理解して夫には中国語で話しますが、子供との日本語会話もそのまま続行。。。私と子供たちは日本語と中国語、両方分かるので相手によって使う言葉を変えるだけで特に不便はありませんが、夫は、会話のうち日本語の部分だけ分からないという状況、しかし前後の会話の流れと私たちの表情!?から、会話内容はほぼ理解しているようです。とはいえ、私と子供たちの会話しているところへ、夫が全く違う内容の話題を突然振ってきたり、私が子供に「こうしなさい」と言ったことと全く逆の指示を子供に出したりすることもあります。そういう時、小さいことなら、「ちょっと待って、今違う話してるから」と夫の振ってきた話題を横に置いとくこともあるし(笑)、夫に、いや、今こういう話をしたところだと説明することもあります。「今お母さんはこう言った!」と子供がパパに訴えることも。そういう場合は、「お母さんは今こう言ったけど、 お父さんはこう思ってたみたいだから、 お父さんの言うことを聞こう」と、できるだけ父親を立て、あまり子供の前で争わないようにしています(笑)。そんな我が家の会話状況ですが、そうストレスも感じず、これが我が家の「普通」になっています。そんなややこしいことをせずに、家庭内を家族全員が分かる中国語で統一するほうが楽なんじゃないか、と思われるかもしれませんが、中国という大環境のなか、夫婦の会話も中国語という状況で、子供が日本語を話すチャンスはほぼ母との会話だけ、なので、子供の日本語保持のためと思って子供との会話は日本語というのを死守しています。とはいえ、そんなにすごく努力しているというわけでもありません。日本語というのは私の母語で、一番話しやすい言葉ですので、子供に日本語で話すことができるというのは楽です。子供には思ったことをバーッって日本語で話して、夫には「今、○○の話」って一言で通訳って感じなので、(通訳しないことのほうが多いし笑!夫は雰囲気で読み取るのみ)それほど大変ではありません。むしろ、子供と中国語で話すってほうが大変かなぁ、と想像するけど、家族の会話って習慣なので、日本語にせよ中国語にせよ慣れればそれが普通になって、特に大変とかストレスとか思わない気がします。主人の日本語は、「おしっこ」とか「ごはん」とか、私たちが日常よく使う単語は分かるようになっているようですが、まぁほとんど分からないというレベルです。12年も日本人と一緒に住んでいるのにね!この際、夫にも日本語で話すようにしてみようかな?・・・いやいや、双方共に相当ストレスだと思うので、やめときます(笑)・・・ということで、我が家は今後も日本語と中国語が飛び交う会話を続けていくことになりそうです。↓北京郊外でたんぽぽ摘み照片 612 posted by (C)つばめ照片 610 posted by (C)つばめ照片 613 posted by (C)つばめP.S.子供同士の会話は、時により日本語になったり、中国語になったり。だいたい、日本から戻ってきたばかりの時は日本語になり、時が経つにつれて、中国語が多くなっていくという感じです。子供たちの会話につばめが混じると、日本語での会話になります。