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ニーハオ中国

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2015/05/11
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カテゴリ:中国で子供の教育
→「日中ハーフのバイリンガルと知り合いになった」のつづき。

先日、バイリンガルの人と知り合いになった話を書きましたが、
彼女に接するうちに、日中ハーフのわが子の
教育に対するつばめの考え方が少し変わりました。

今までは、

「子供を日中バイリンガルに育てたい。」

と漠然と思っていたのですが、一口にバイリンガルといっても
色々なレベルがあるということに気付きました。
そして、「完全な日本人レベル+完全な中国人レベル」
をダブルで実現するのは、かなり難しいことのようだと気が付きました。

まぁ、何をもって「完全な日本人レベル」とするのかは
難しいところで、日本人の中にも、
日本語レベルの高い人もいればそうでない人もいる、
しかし、「日本で小、中、高校を出た人」の日本語レベルを
一般的な日本人の日本語レベルと定義するなら、
うちの子がもし、中国で現地の学校教育を受け続けた場合、
日本人並みの日本語レベルを求めるのは、
多少家庭で親が頑張って日本語を教え込んだところで
相当難しいと考えられます。
特に、本当にネイティブレベルかどうかは、
会話よりも読み書きのほうにより顕著に現れます。

加えて日本の文化習慣、日本人の考え方や行動様式、
このようなものは日本の空気を吸って
日本人の集団の中で暮らさないと身につかない部分も多々あり、
これについても、わが子が完全な日本人的感覚を身につけるのは
難しそうだと、改めて思いました。

「わが子にはネイティブ並みの日本語を身につけてほしい」

と思ってきましたが、
義務教育というのは、日中両方を同時に受けることはできません。
もし中国の義務教育を受けることを選択するのなら、
日本の義務教育は受けることができないわけで、
家庭でのフォローがあったとしても、
毎日全ての科目にわたって日本語で授業を受け、
日本人の先生や友達に囲まれて過ごすのと、
家で親が少し日本語を教えるのとでは、わけが違います。
だから、中国の義務教育を受けるのなら、
基本的に日本語は二の次となることを覚悟すべきで、
日本人並みの日本語や日本文化を身につけられないのであれば、
まずは子供がきちんとした中国人としてやっていけるだけの
中国語と中国文化、中国人としての
考え方や行動様式を身につけられるよう
つばめは配慮すべきなのかもなぁ、という思いが湧いてきました。

つばめは日本人なので、やはり子供を日本人らしく育てたいという
思いがあり、子供が中国語を多くしゃべるようになったら
焦って日本語のテレビを見せたりしていましたが、
日本語に力を入れるとその分中国語にかける時間が減るわけで、
限られた24時間という時間の中で、
二兎を追う者一兎をも得ず、にならないように
しないといけないなぁ、と思いました。

ひと口にバイリンガルといっても色んなレベルがあることや、
義務教育が人間形成や言語形成に与える影響の大きさに気づき、
中国で生まれ育ち、中国の現地校に行かせる予定のわが子に、
ネイティブ並みの日本語を身につけてほしいと思うこと自体、
ちょっと違っていたかもと思い始めたつばめです。

つづく。

↓子供の日
照片 920
照片 920 posted by (C)つばめ

照片 915
照片 915 posted by (C)つばめ

照片 924
照片 924 posted by (C)つばめ

照片 934
照片 934 posted by (C)つばめ

照片 931
照片 931 posted by (C)つばめ

↓かしわの葉っぱがなくて、笹の葉餅に。
照片 956
照片 956 posted by (C)つばめ

照片 943
照片 943 posted by (C)つばめ

照片 942
照片 942 posted by (C)つばめ





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Last updated  2015/05/12 08:07:49 PM
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