ニーハオ中国

8月24日の朝、外に出ると
いつもになく涼しく、
秋の到来を感じました。
今週から急に朝晩涼しくなり、
夜はクーラーをかけずに窓を開けると
涼しい風とともに、虫の声が聞こえてきます。

さて、中国は9月3日に行われる
抗日戦争勝利70周年記念パレードに向けて
厳戒態勢に入っています。

つばめが勤めている会社の入っているビルは
天安門から目と鼻の先にある王府井にあるせいで
20日からずっとほぼビル出入口が包囲されており、
そこを通るには飛行機搭乗のセキュリティーチェックのようなものを
受けなければなりません。

さらに、パレード前には警察がビル全体をチェックし、
会社にも立ち入り検査が入り、
机の引き出し一つ一つに至るまで、
徹底的にチェックされるそうです。

9月1日からはオフィスビル全体が立ち入り禁止になるので、
9月1、2日は在宅勤務、
3～5日までが国民の休日（3連休）となります。
せっかくだから、どこかに出かけようかとも思うけれど、
期間中はあちこち交通規制されているので、
どこへも行けないだろうと思います。

北京だけでなく、先週末に河北省の田舎の親戚のうちに出かけたら、
こんな小さな田舎町まで交通規制されていました。
また、外から北京に入る車は厳しいチェックが入ります。
国家をあげての記念行事、
そこまでの体制で挑まないと何が起こるか分からない
っていうことでしょうね。

安部首相は、「国会の状況を踏まえて」
式典には出席しないことを決定したらしいですが

「中国さんよ、あなたは戦争勝利とうたっていますが、
　日本はこの戦争に敗戦しました。
　いくら日本がこの戦争を反省したとしても、
　これを祝う気持ちにはなれないのです。
　よって、この式典には欠席します。
　中国が敗戦した日に、相手の戦勝国が記念軍事パレードをしたとして、
　中国は喜んで出席しますか？考えてみてください。」

と率直に言ってほしかったです。

あるいは、

「日本には平和国憲法があります。
　武力による紛争解決を放棄した国として、
　原子爆弾を含む武力を世界に誇示する軍事パレードには
　出席いたしません。」

というのも日本の立場としては当然ではないでしょうか。
しかし、安部首相が言うと逆効果かもしれません。

「積極的に平和を目指すなら、積極的にパレードに参加したらどうですか？」

と皮肉を言われてしまいそう（苦笑）。

なにはともあれ、連休はうれしいつばめ。
そうこういっても、虹色の煙を吐きながら
青空を横切って飛ぶ航空パレードなんかに
なんとなくワクワクてしまう現金なつばめなのでした。
（我が家のベランダから見えるのです！）


↓教会で

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↓夕暮れの王府井

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