カテゴリ:育児
景山公園そばの道端で中国国旗をほしがったふたり目ちゃん、
自分は中国人だといってはばからない。 たとえば家で食事作法などちょっと注意したら、 幼稚園ではこれで問題ないと主張し、 「だってわたし、中国人だもん!」 と言うのです。 兄のチビちゃんは小さい頃、バスで隣り合わせた 人に「なに人?」と聞かれて、 「ボクは中国人でもあるし、日本人でもある」 というようなことを答えたり、 少し大きくなると、 「ボクはなに人か分からない」 というようなことを言うようになったが、 「ボクは中国人」 と明言したことは一度もない。 それに対して妹のふたり目ちゃんは、自分のことをはっきり 中国人だと認識している模様。 何かというと幼稚園で習ったことが正しいと主張し、 先生のいうことが絶対だと思っている。 同じ環境に育っているはずなのに この違いがどこから来るのか分からない。 日本人のつばめとしては、 子供たちにも中国国旗より日本国旗に親しみを感じてほしい、 自分は日本人だという意識を持ってほしいという 思いもあるわけだが、 中国で生まれ育ち、中国現地の幼稚園、小学校に通っていながら なお日本を自分の国として感じ、日本国旗をほしがるということは 普通に考えてまぁ期待すべくもないだろう。 子供にとって、日本は母の国であって、 そういう意味で親しみを感じているのであって、 自国として認識しているわけではないと 私は思っている。 まぁなに人でもいいさ、と思いつつ、 「わたし、中国人!」を言い訳にして 親のいうことをきかないのは困るなぁ、と 思うつばめなのであった(苦笑)。 ↓春爛漫 照片 567 posted by (C)つばめ 照片 579 posted by (C)つばめ 照片 573 posted by (C)つばめ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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私もどちらかと言えば、子どもというのは健康でさえあれば別に何人でもそんなに大きな問題ではないという、つばめさんと似たような考え方を持っています。
しかしいざ子どもにきっぱりと断定的に「私は中国人」と言われてしまったら、自分の場合だったらかなーり切ない気持ちになってしまうと思います(´・ω・`) 知り合いの元中国在住日中夫婦も、やっぱり日本人の妻の方が子どもが段々と現地化していくのに耐えきれなくなってしまい、強制的に日本に帰国してしまいました。 妻が夫の年収と同じかそれ以上稼ぐから日本に帰国したいって言ったんですって。 まー、妻がそんなに稼げるのであれば、夫としては帰国を認めざるを得なかったようで…。 国際結婚なんですから、最終的な住処というのも、夫婦で話し合って決めるべきなのかもしれません。 そういった意味で最近では、日本に帰国してずっと暮らすことを早々に諦める必要もないんじゃないかと、個人的には思うようになりましたね。 まあどこの場所に最終的に住むことになろうとも、子どもが幸せであればそれで良いとも思うのですけどね。子供にとって中国も第二の故郷であることは変わりがないことなので。。。 (2016/04/27 11:53:56 AM)
初めましてつばめさん!!
今北京について検索してたところ、つばめさんのところに辿り着きました。まだほとんど読んでないのですが親しみを感じカキコさせてください。私も同じく中国人の旦那様と現在北京で生活しており、日本国籍の子供は現地の幼稚園に通っています。昨日の記事、北京の春を読ませていただきましたが、私はまだ滞在期間が短いから北京をエンジョイする余裕はありません、、、良かったらこれから色々と教えてください!お友達になれたら凄く嬉しいです!これからほかの記事も読ませていただき参考させていただきたいと思います。また寄らせていたきます。 (2016/04/27 12:35:43 PM)
>れもんさん
お気持ち、よく分かります。私も「子供が元気であれば中国人でも日本人でもどちらでもよい」という気持ちは持ちつつも、一方で、やはり母と同じように子供も「自分は日本人」という思いを持ってほしいという矛盾した気持ちを持っています。「子供が現地化していくのに耐えきれない」ですかぁ。。。難しい問題ですね。しかし日本に戻って子どもが日本化していった場合、今度は中国人のご主人のほうの気持ちというのもありますしねぇ。ハーフの子供がどのような言葉・文化習慣を身につけ、どのようなアイデンティティーを築いていくかということについての両親の考えは様々だと思いますが、国際結婚なので、ある程度の柔軟性は必要なのかなぁと思いつつ、自分の気持ちの中でもいろいろと揺れるところはありますね。。。私も含め、みな自分の身につけている文化習慣が正しいと思って生きてますからねぇ(笑)自分と違った常識や文化習慣に子供が染まっていくことについては、なかなか受け入れにくいところもあります。 ちなみに私は、中国のほうが子供の第一の故郷で、日本のほうが第二の故郷なのだと思っています。北京で生まれ育つ子どもたちにとって、日本は「時々行く国」なので。客観的に考えてそれは当然だとは思いつつ、母と同じように日本に心を寄せてほしいという思いを捨てきれないでいるつばめです(苦笑)。 (2016/04/27 03:04:07 PM)
>Maaさん
書き込みありがとうございます!私も中国の春をエンジョイする余裕、ほんとにありませんでした。いつも砂嵐や綿埃にまみれて気がついたら暑い夏が来ててって感じで・・・笑。子供が小さかったのもあると思います。子供が小さいと何の心の余裕も持ちにくいですよね!うちはイタズラっ子がふたりなので、ほんと生活のほとんど全てを子供に捧げながらやっとここまで来たって感じです。 Maaさんも中国人のご主人、お子様とともに北京で生活されているとのこと、きっとどちらかでお会いする機会もあるのではないかと思います。北京には中国人の夫を持つ日本人妻の会「和華の会」や、和華の会会員の子供たちの集い「ニッポン塾」があり、定期的に食事会を開催したり、月に一回子供たちが集まって日本語を勉強したりしています。またお会いできることがあればうれしいです♪ (2016/04/27 03:15:16 PM)
お嬢さん、可愛いですね!
お嬢さんが「私は中国人だ」と言うのは本当にそう思っているからだとは限らないと思いますよ。 女の子って、男の子よりマセているというか、大人になるのが早くて、幼稚園でも年中くらいからもうクラスの中でも「女子」のような仲良しグループができてたりします。周りの子を意識するのも早いし、その中で「自分だけ特別に見られたくない」「周りと同じがいい」と思う意識も男の子より強いような気がします。 もしかしたら幼稚園で「お母さん、日本人?」とか「あなたは中国人?」みたいなことを聞かれたのかもしれません。中国が良いとか日本が良いとか、そういう判断はまだできないと思いますが、とりあえず周囲と同じであることを主張したくて「わたしは中国人!」と言っているのかも知れません。 逆ですが、うちの娘も「自分は日本人だ」と言い始めたのは年中後半くらいからでした。うちの場合は名前も一目で日本人とわかる名前でしたし、クラスの中でもたった一人の日本人で、年長くらいになると「小日本」とか「鬼」とか言われて嫌な思いも随分させてしまいました。ちなみに苗字、名前の力って意外と大きいと思います。生まれた時は親はそこまで考えていなくても、中国風の名前をつければ中国の学校では浮かないし、逆に日本の学校では浮いてしまいますよね。子供の帰属意識も自然と決まってくると思います。 もう少し大きくなったら、今度は自分の都合に合わせて「私、中国人だし。。」とか「日本人だし。。」とか使い分けるしたたかさ、と言うか、たくましさを持つようになるかも知れませんよ。娘もそうですが、いつも日本人と中国人の間で揺れ動きながら、周囲の状況を見てうまく使い分けているような気がします。 (2016/04/27 04:18:14 PM)
>はとぽっぽさん
子供が「私は中国人だ」と言うのは本当にそう思っているからだとは限らない、なるほど!確かにそうかもしれませんね。きっとその時のフィーリングで言ってるのだと思います。「特別に見られたくない」「周りと同じがいい」という意識も、たぶんあると思います。なにより二人目ちゃんが上の子と違うのは、幼稚園の先生が大好きで、まるで母のように慕っていることです。 ちなみに、うちの子供たちの名前は二人とも義父がつけたもので、完全な中国名です。名前だけ見ると、日本人ということは全く想像できないと思います。中国での名前が完全な中国名であることは、周りの中国人からしても安心感があるし、また子供の帰属意識としても、みんなと同じ中国人なんだ、という気持ちになりやすいと思います。子供が母と日本語を話すのを聞いた人は日本人?と聞いたりしますが、「お母さん、みんなの前で日本語を話さないで」というようなことは、今のところ言われたことはありません(そのうち言うようになるかも・・・!?)。今のところは日本語が話せることが自慢のようです。 日本語の名前は私の苗字+子供の名前の漢字を日本語読みしたもので、日本人の名前としてはやや違和感がありますが、今どきの日本の子供は変わった名前も多いので、それほど浮く感じではないかもしれません。 「いつも日本人と中国人の間で揺れ動きながら、周囲の状況を見てうまく使い分ける」、そういう風になっていくのかもしれませんね。だって子供は確かに日本人と中国人の子供であり、少なくとも血の面から見て完全に中国人とか、完全に日本人とかいえないし、言葉・文化習慣だって両方のミックスになりますからね。子供たちはそういう自分の状況に対して自分でだんだん折り合いをつけていくようになるのでしょうね。 (2016/04/28 09:40:29 AM)
自分の場合は結婚して中国という海外に来てからも、実はそれ程日本に対する愛国心ってあんまりなかったんです。
別に中国でも食べようと思えばいくらでも日本料理屋はあるし、その気になれば飛行機で2、3時間で帰れる。 日本のテレビもお金さえ出せば見れる(←うちはそういう設備ありませんでしたが) むしろ大らかで子ども好きが多い中国で一生暮らしても良いかもー♪なんて思ってたんです。 でも子供が出来ると、途端に自分の中に愛国心が沸いてきてしまい。 出来ることならば子供には日本国籍を選んで欲しいし、日本の公立学校かそれが無理ならば日本人学校に行って欲しい、中国語よりも日本語の方を流暢に話せるようになって欲しい。 そんな思いが強くなってましたねー。 どうしてなのか、自分でも不思議です。 ちなみにうちの夫は中国で住む場合は、現地学校に行かせるという選択肢しか今のところないようです。 でも現地の戸籍もないのに、そもそも現地学校に行けるのかって疑問もあるんですけど、ね^^; (2016/04/28 10:01:40 AM)
>れもんさん
そうそう、子供ができると違いますよね~!私も、結婚後義母とうまくやっていたのに、子供ができたとたん、自分の考えややり方を通したくなって義母とぶつかるようになりました。愛国心というのはどういうものかというのは難しいですが、私たちが身に着けているのは日本の文化・考え方であり、受けてきた教育は日本のもので、それを正しいと思って、それを基準にして生きているわけですよね。だから自然と、自分の血を分けた子供は自分の正しいと信じる基準で子育てしたいし、自分が正しいと信じている日本風の考え方を身につけてほしいと願うのは、ある意味当たり前だと思います。 しかしその一方、中国の人には中国のやり方、考え方があって、それを正しいと信じているという事実があることは認めないわけにはいきません。国際結婚の場合、その辺の折り合いというのが難しいところですよね~。特にわが子の教育となると親身にならざるを得ず、どうしても自分が正しいと信じる道を子供にも、と思ってしまいますね。これもわが子を思うからこその気持ち。。。父母のどっちかが(あるいは双方が)ある程度相手方の考えに歩み寄る必要のある部分かもしれませんね。 現地の戸籍がなくても、外国人でも現地学校に通うのは可能だと思います。ただ、現地戸籍のある子とは同じ扱いにならないかもしれません。うちの校区の場合、北京戸籍のない地方戸籍の子供は別の学校に振り分けられ、外国籍の子供もそういうところに振り分けられる可能性があります。また地方によっては、外国籍の子供は地区で比較的よい学校に振り分けられるという話も。。。場所により様々ですね。ただ、今中国では学校間の不均衡をなくす方向で動いているようです。 外国籍の子供の場合、日本人学校のほか、現地校の国際部やその他私立学校を選択するご家庭も結構あるようですね。 (2016/05/03 03:47:16 PM) |
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