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ニーハオ中国

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2016/12/02
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カテゴリ:中国で子供の教育
中国は教育熱心な親がほんとに多いなと思います。
それに呼応するように、子供たちも
幼稚園から、英語に算数、囲碁、絵画、ピアノ、
ダンスに水泳、武術と習い事にいとまありません。

チビちゃんが幼稚園の時は、あちこちの習い事クラスに通う
クラスメイトたちを横目に見ながら、

「幼稚園から習い事なんてさせる必要ない」

とつばめはかたく信じていたので、
ほとんど何も習い事をさせていませんでした。
(日曜日の暇なときだけ、公園でローラースケートを習っていましたが、
 用事があれば別にいかなくてもいいというゆるーい感じで笑)

しかし、中国人の都会の子供は小さい頃からあれこれ習って、
(誰かが習い事を始めると、乗り遅れまいと、
 皆雪崩式に習い始めたりしますので・・・
 幼稚園入り口前での勧誘もすごいし)
小学校入学時点で、すでに結構な特技を持っていたりします。
チビちゃんの通う小学校は芸術に力を入れていて、
課外クラスで国家大劇院から派遣された先生が教える
ダンスクラスがあるのですが、
そういったクラスに参加するにも選抜制と聞き、
少しは何かさせておけばよかったかな、とも思った次第。

中国では、なんでもかんでも、選抜制というのが多いです。
また、エントリー制というのも多いです。
学校からあれこれの大会やコンクールの案内をもらってくるのですが、
ほとんどが(特技を持っている子の)エントリー制になっています。
だから、何らかの点で人より抜きん出るものを身につけさせよう
というのが、中国人の親に共通する意識として
あるような気がします。

そして、やるとなったら、
「プロを目指す」あるいは、「学校の入試で特別選抜に選ばれる」
など、目的を持って本気で打ち込ませる親も
日本より多い気がします。
つばめなど、習い事は子供の人生の楽しみを増やしたり、
趣味の幅を広げるものというように思っていましたが、
中国にいると、

「何かをやらせて、やらせるなら真剣にやらせて、
 その特技を利用して将来を切り開いていくべきだ」

というような、本気で何かを目指してやると決断しないと
いけないような、うっすらとしたプレッシャーを感じます。
先の卓球クラスでも、週4、5回も子供を送り迎えして
真剣に卓球をやらせている親も多く、
学校の宿題もあるはずなのに、ほんとにすごいと思います。

卓球練習を見学している時、隣の親御さんとちょっと話をすると、
お子さんは週4回の卓球以外に、絵画と英語を習っていて、
このほかに書道とダンスも習っていたが、
卓球をするためにやめたのだという。
なんてハードなスケジュール!
これを週末も休みなくこなしてる子供もすごいですが、
それを支える親の熱意もすごいです。
日本と違って、子供だけで習い事に行かせられない
不安全な社会(交通も危険が多いし、何より人さらいがいる)なので、
保護者の送り迎えはほぼ必須です。
その人も小学校が終わった後、結構遠くから車で送り迎えし、
毎日2時間の子供の練習に付き添っているようでした。
(祖父母世代が習い事の送り迎えをすることも多いですね。)

習い事で趣味を広げ、身体を鍛えられたらという程度の意識で
週1回通わせている我が家と、
周りのご家庭との意識の違いに、
頭がクラクラしてしまうつばめなのでした。

考えれてみれば、週1回練習するうちのチビちゃんと、
週4,5回も練習に来ている周りの子供たちが
まともに競えるわけがなく、
週1回ならやらないほうがマシかも、
という気にもなってきますが、
我が家は我が家ということで、
子供の様子を見ながらやっていきたいと思います。





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Last updated  2016/12/02 06:19:40 PM
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