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Grid rock

和歌(万葉集より)

お気に入りのmicatoさんより、勝手にコピー。
1200年前の万葉集からです。


・常人の 恋ふといふよりは 余りにて

    我れは死ぬべく なりにたらずや     大伴坂上郎女

訳:誰もが口にする 「愛してる」なんて言葉では とても言い足りない
いまの私はもう 愛に息絶えるほど

―――か、格好良い歌だなぁ!って感じです。


・わがこころ 焼くもわれなり 愛(は)しきやし

    君に恋ふるも わがこころから     作者不詳

訳:あなたへの胸焦がすジェラシーも あなたへの熱い想いも
どちらも私の この心から生まれたもの

―――解説が面白かったです。こんな葛藤は誰しもあるかと。
「長歌でさんざん男への恨みをぶちまけた作者がその後で『けど結局それって、私が勝手にあの男の事を好きになったからなんだよね』と、反歌(長歌を補う歌)で呟いている。」


梅の花 降り覆ふ雪を 包み持ち

    君に見せむと 取れば消につつ     作者不詳

訳:梅の花に舞い降りる雪がとても綺麗ね あなたに見せたくて何度も
両手さしのべてみるけど 手のひらを見るたび 雪は儚く消えてしまうの

―――雪の中の情景が思い浮かびます。
好きな人には美しいものを見せたくなるって感じだそうで。


・雷神(なるかみ)の 少し響(とよ)みて さし曇り

    雨も降らぬか 君を留めむ     柿本人麻呂歌集

訳:雷が鳴って 雲が広がり 雨が降ってくれたら
帰ろうとしているあなた きっと引き止められるのに

・雷神(なるかみ)の 少し響(とよ)みて 降らずとも

    われは留らむ 妹し留めば     柿本人麻呂歌集

訳:雷が鳴らなくても 雨が降らなくても
君が引き止めてくれたなら 僕はここにいるよ

―――女性からの歌に男性が歌で返す門答歌というものらしいです。何だか可愛い。


・家にして 見れど飽かぬを 草枕

    旅にも妻と あるが羨(とも)しき     娘子

訳:部屋で会うだけじゃ物足りないって 愛人のわたしはいつも思ってるのに
家でいつもご一緒の奥サマを旅先までつれてくるなんて ホント仲の良いご夫婦ですこと

・草枕 旅には妻は 率(ゐ)たれども

   匣(くしげ)の内の 珠をこそ思へ     湯原王

訳:妻をこの旅に連れてきたこと 気に入らないのもわかるけど
信じてほしい このボクが愛しているのはキミだけだ

―――こちらも門答歌なんですが…。
仕事の赴任先に奥さんを連れてきた男に愛人からの皮肉と、言い訳してる男の歌(苦笑)



さて、長い前置きとなりましたが(前置きだったんですか…)
※ここからは腐女子目線の話となります。苦手な方はこれ以降、ご遠慮下さい。


・いにしへの 神の時代より 会ひけらし

    今のこころも 常忘らえず     作者不詳

訳:神々の時代から きっと僕らは出会っていたんだ
だから今 僕はこんなにも君のこと 胸に焼きついて ずっと忘れられずにいるのさ



朝月の 日向黄楊櫛(ひむかつげくし) 旧(ふ)りぬれど

    何しか君が 見れど飽かざらむ     柿本人麻呂歌集

訳:知り合って随分と経つけど あなたを見つめることに
どうして私 飽きないんだろう

―――女性の歌になってますが、どちらもこんな事を考えて相手を眺めてればイイと思って。


・恋ひ恋ひて 逢へる時だに 愛(うつく)しき

    言尽(ことつく)してよ 長くと思はば     大伴坂上郎女


―――これの現代訳は内緒。多分、訳が無くともどんな内容か分かると思ひまするので。




もっともっと好きな歌がいっぱいあるんですが、終わらなくなるのでこれにて~。


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