大学初日
先日、大学で初授業を行った。以前、高校で講師をやっていた時の教え子たちが、いまは大学生や社会人で、今だに交流はあるから、若い子には慣れているけど(笑)、やっぱりどんな学生がヨガの授業を選択し、どういう態度で受けるのかは想像がつかず、ちょっとワクワクドキドキだった。選択してくれた学生は約20人。大学ではスポーツ離れが進んでいることを危惧して対策を練っている状況で、この20人はなかなかいい人数だったようだ。やっぱり“ヨガ”は興味を引くのだろうか。この日の授業は、最初にヨガとは何かという話をして、1時間くらいヨガをして、感想書いて終了という流れ。最初の話では、ヨガの効果のphysical,mental,spiritualな面に触れ、特にメンタル面を強調して話してみた。今の世の中の状況と、学生という立場・環境には結構必要なんじゃないかと思って。。。想像以上にみんなまじめに聞いてくれて、正直びっくりした。ヨガもまじめにやっていた。教えている立場からすると、生徒さんの集中度というか、インストラクターのインストラクションの流れに乗っているかいないかとか、自分自身を見ようとしているかしていないかとか、ヨガの世界に入り込んでいるかいないかとかは、見ているとわかるものである。学生はどうかなぁとちょっと探る感じも持っていたんだけど、案外みんな入っていたと思う。シャバーサナ(屍のポーズ)なんか、ただ寝るだけのポーズのように見えても、ヘタすると一番難しいポーズなんだけど、学生たちはそれなりにシャバーサナの良さを受け入れ体感していたように見えた。なんか嬉しかった。感想なども含めて今日の最初のクラスを振り返ってみると、(学生はメンタル面で色々大変なのかな)という印象。実際、私の学生時代を振り返ってみても、一生懸命やっていた陸上競技でスランプに陥った時期であり、過去・現在・将来についても色々悩んだ時期だったなと思う。ある意味、時間があるだけに、色々考えてしまうんだよね。何かのヒントを、ヨガを通して学生たちに伝えていけたらいいな。下の写真は大学の桜。八王子の方だから、やっぱり都内より少しヒンヤリしていて、桜も1週間遅れぐらいで満開のようだった。私が行った授業初日はちょうど満開。敷地内のあちこちに桜が咲いていていて、「よしっ!1年間頑張るぞ!」という気持ちが湧いてきた。