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テーマ:カナダの旅2(2)
カテゴリ:こころの旅
Your smile is NO.1!! シンプルだけど私にとっては一番の褒め言葉。 今回の旅で貴重な経験をするチャンスを与えてくれたれいちゃん。 事前の打ち合わせはもっぱらEメールでのやりとり、しかしインターネット環境に恵まれていない私は毎日図書館へ自転車を走らせ、使用時間1時間という制限、日本とカナダ17時間の時差の中で、私の返信を辛抱強くいつも待っていてくれていた。 一体、今回の旅で私は何ができるのだろう?? あれこれ考えあぐねている私に、彼女の姿勢はいつも「この旅がステキなものになる。」という信じて疑わない心だった。
この姿勢は旅カウンセリングを設立して以来、全く変わっていない。 その自信(自分を信じる気持ち)は一体どこから来るのだろう・・・・。
キャンベルリバー空港に到着して最初に目に入ったのは、 大きなリュックを背負ってビデオカメラでみんなを撮影している彼女の姿。 なぜかその姿に胸が熱くなった。 もちろん、引率のれいちゃんが撮影に夢中なため、ゲストたちは入り口がどこなのか戸惑い気味に歩いているのが笑える。 でも「こちらで~す」と旗をパタパタなびかせたガイドの後ろをただゾロゾロ歩いていうくよりも、新鮮な気分を味わえたのではないだろうか。 ホリホックに到着しても、言葉の壁の不安、ゆっくり流れる時間に少々戸惑いがちなゲストたち。 Rくんも貴重品が入っていると思われるエルメスのカバンを持ちながらウロウロ夕食までの時間の使い方に少々戸惑い気味。 「Rくんかわいいね」と屈託のない笑顔でのれいちゃんの発言!! 内心、彼らを呼び寄せた方がいいのでは・・・と見ていた私はふっとあることに気がついた。
見守るってこういうことなんだな。
Rくんはきっと歩き回っている中でも何かを感じているんだろう。 つまらないのではないか、と勝手に決め付けている私のほうに問題アリである。
「与える」「楽しませる」というとすぐに「親切に世話を焼いてあげる」、「時間を持て余している人に課題を与える」という発想になっている私がいた。 もしそうしていたならば、そのたぐいの楽しさや優しさは、日本に帰れば「癒し」というビジネスになって、あちらこちらで目にすることができ、体験できる。 ましてや何も与えられない時間を与えられること自体、日本では皆無に近いことではないだろうか。 そんな時間を与えられたRくんは、ホリホックでどんどん積極的になり、英語で話しかけたり、出会った人と一緒に出かけたり、といろんなことに挑戦していく姿を見れたことは、前回話したとおりである。
れいちゃんは、いつもそれぞれの人たちが持つ力「人間力」を信じている。
自分の「人間力」を信じるからこそ、自分以外の人たちを信じて見守れるのだろうと、今回の旅で強く感じた。
You make me happy!! Yukita
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