害虫の防ぎ方と駆除の仕方1嫌な 害虫の防ぎ方と駆除方法です。○蚊の秘密 蚊は約3,000種類以上あり、全体の3/4が血を吸い、残りは血を吸わない種類なのだそうです。 ○何故 蚊は血を吸うの? たんぱく質をとって、産卵するために メスの蚊のみが人間の血を吸います。 オスの蚊や、産卵期でないメスの蚊は、花のミツや果物の汁をエサとしているそです。 ○刺されると痒いのはなぜ? 蚊は、針のような口を突き出して血を吸います。 その時に出る蚊の唾液には、 血液が固まるのを防ぐ働きや、人の肌に針を刺したときに痛みを感じさせないようにする働きがあります。 唾液が皮膚に入ることによって、アレルギー反応を起こし、かゆみを感じます。 ○どんな人が刺されやすいの? 蚊は、人が吐き出す二酸化炭素を感知して、濃度の高い方に近寄っていく習性があり お酒を飲んで体温が高くなった人や、体温の高い子ども、そして汗をかいている人も蚊に刺されやすい傾向があります。 また、蚊は白と黒の洋服では黒い服に多くとまるので、蚊が多い所に出かける時は、なるべく白い服を着るようにします。 ○刺された後の対処法 掻けば掻くほどかゆく感じるので、まずはかゆい所を水や保冷剤でしっかり冷やします。 こうすることで、腫れもかゆみも引いて痕も残らなくなります。 *蚊に刺されて、掻きすぎてしまうと皮膚炎になったり、痕が残ってしまったりするので 冷やしたり、市販の薬を使うことが大切なのだそうです。 また、小さいお子さまがいらっしゃる方は掻きむしらないように、爪を短く切ってあげてくださいね。 ○不快な虫の対処法 虫による被害を食い止めるには、いろいろな方法があるそうです。 ○蚊を防ぐ方法 虫除け剤を使うほか、ナチュラルな方法として、蚊の嫌いな匂いの夏みかんやグレープフルーツなどの 柑橘系の果物の皮を近くに置いておく方法があります。 また、肌の弱い方やお子さまは、モスキートオイルと呼ばれる柑橘系のオイルや、ミントやレモン ユーカリなどのハーブオイルを精製水で薄め、それをスプレーする方法もあります。 ○お花や植物についたアブラムシの駆除法 倍量で薄めた牛乳をスプレーすると、牛乳が乾くときにアブラムシの体に膜をはって アブラムシを窒息させます。 牛乳臭くなるのであとで水で洗い流すことも大切です。 また、木酢液を薄めてスプレーする方法もあります。※「木酢液」(もくさくえき)とは 木炭を作るときに出る煙を冷却してできる樹木のエキスのようなものです。 ○衣類に穴をあける虫を防ぐ方法 食べ物のシミを栄養源とするので、1度そでを通した衣類は片付ける前に必ず洗濯するようにします。 また防虫剤や防虫効果のあるラベンダーやローズマリーなどの乾燥ハーブを一緒にしまう方法もあります。 ○ダニをふせぐ方法 ダニは湿度70%以上、温度20度~30度で、1番良く活動します。 ダニを防ぐには、室内の換気と、ダニのエサとなるホコリを取り除きます。 ダニは50度以上でないと死なないので、エサとなるホコリとダニ自身を掃除機で取り除くことが大切です。 布団も干すより、掃除機をかけるほうが効果がありますよ。 |