星のしずく

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夏バテ予防2 『症状別の栄養素』

夏バテ予防 『症状別の栄養素』です。

夏バテと言っても、生活スタイルによって、引き起こされる症状はさまざまです。
代表的な症状として『体がだるい』『食欲がない』『よく眠れない』
などがあり
これらの症状が続くことで、体は緩慢に疲弊していきます。

それぞれの症状に効果的な栄養素を体に有効に取り入れ
夏バテを防いで下さいね

夏ばて予防レシピ1はコチラ
夏ばて予防レシピ2はコチラ

■『体がだるい・体が疲れやすい』症状の時

【ビタミンB1】
・糖質を分解してエネルギーに変える働きがある。
・脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖代謝にかかせない。
・水溶性のビタミンなので
 サプリメントで大量に取っても体外に排出されてしまうので注意。

※硫化アリルと一緒に取ると吸収が高まる。

●多く含まれている食材
豚肉、胚芽米、ピーナッツ、そば、ごま、ロースハム、枝豆、ウナギ、カツオ、大豆など

【ビタミンB2】
・脂肪や糖質の代謝を助ける働きがある。
・脂質の代謝がスムーズに行われないとエネルギーとして利用されずに、
 中性脂肪として溜まってしまう。

●多く含まれている食材
卵、納豆、牛レバー、サバ、プロセスチーズ、干ししいたけ、ウナギの肝など

【ビタミンB6】
・たんぱく質の代謝を助ける働きがある。
・神経伝達物質の合成に不可欠で、欠乏すると脳の機能に影響を与える。

●多く含まれている食材
マグロ、鮭、サバ、サンマ、牛レバー、牛乳、胚芽米など

【ナイアシン(別名ビタミンB3・ニコチン酸)】
・糖質をエネルギーに変える働きがあり、ビタミンB1と一緒に不可欠な栄養素。
・二日酔いのもとになる「アセトアルデヒド」を分解し、除去する働きがある。

●多く含まれている食材
カツオ、ブリ、サバ、タラコ、豚レバー、牛レバーなど

【クエン酸】
・糖質をエネルギーに変える働きがある。

●多く含まれている食材
レモン、梅干、グレープフルーツなど


■『食欲不振』症状の時

【ビタミンA】
・胃の粘膜を強化し、消化吸収力を高める働きがある。

●多く含まれている食材
ウナギ、鶏レバー、春菊、にんじん、にら、卵黄、パセリなど

【たんぱく質】
・胃腸を強化する働きがある。

●多く含まれている食材
鶏肉、豚肉、牛肉、魚類、卵、大豆、牛乳など

【ビタミンU(別名キャベジン)】
・細胞分裂を促して胃腸の粘膜の新陳代謝を活発にする。
・胃酸の分泌を抑える働きがある。

●多く含まれている食材
キャベツ(特に春もの)、セロリ、レタスなど


■『寝つきが悪い・安眠できない』症状の時

【カルシウム】
・大部分が骨や歯に含まれ、骨の成長とともに
 神経の興奮を抑えて精神を安定させる。
・リンを多く取ると吸収が悪くなるので注意。

●多く含まれている食材
牛乳、ヨーグルト、チーズ、煮干、ワカサギ、納豆、小松菜、海苔、凍み豆腐など

【ビタミンD】
・カルシウムの吸収を高める働きがある。

●多く含まれている食材
鮭、サンマ、サバ、ウナギ、イワシ、アジ、干ししいたけ、まいたけなど

【マグネシウム】
・約60%が骨に含まれ、カルシウムの働きを調整する。

●多く含まれている食材
ほうれん草、大豆、小豆、アーモンド、干しヒジキ、納豆、木綿豆腐、カツオ、バナナなど



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