恐怖症
前回の日記でお姫の薬嫌いでの頑固さを書きました。その後、案の定のど風邪から発熱に悪化中です。口では何度も何度も説明しました。本人も飲まなければ悪化するのは十分理解しています。だけど、言うんです。「飲みたいけど飲めない。」「怖い、怖くて飲めない。」手を見ると汗でびっしょり。ジレンマでもがき苦しんでいるって感じ。50分くらいこんな調子でした。(*結果*なんとか半分飲んだ。)わたしが「じゃあ、あとで飲んでいいよ」と言うまで、1時間でも2時間でも薬を見つめて苦しむでしょう。どうもこれは頑固とか我侭とかの種類じゃなくて、一種の恐怖症なんじゃないか!?と思い始めました。ネットでちらっと検索してみたら、ありました。「薬恐怖症」って言われているものが。多くの場合は大人で、薬の成分が気になって恐怖に繋がっているのが多かったのですが、お姫の場合は、錠剤がのどに詰まってしまう恐怖らしいです。だからといって、粉になると味が受け付けなくて、もっとリバース率が高くなります。やっと飲み込んだとしても胃の中にあるって考えるだけで、気持ち悪くなってリバースしてしまうのです。あともうひとつあります。「注射恐怖症」予防注射も恐怖でパニックになるから、いまだに2人りがかりでの抑え込みは毎度のことです。もともと怖がりだとは思っていたけど、恐怖症の線で考えていった方がいいかも知れません。まあ、これはわたしの素人判断ですが。子供なので自然に克服できるのを期待して、ちょっと様子見です。わたしとしては、薬に関しては、今度は深追いしないで、逃げ道を与えながら勧めたいと思います。