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道に迷ったり、不安になった時には
不安を抱えたまま進むのではなく、一度ひきかえせばいい。 今回の九州の旅はそんな旅でもあった。 (富士山の上から 丸い地球を感じた!) もう亡くなったけど僕の祖父は、九州筑豊の生まれで 戦時中は近衛兵として召集され その後、焼け野原になった、神戸に居を移し珊瑚屋を始めた。 珊瑚採取のために、小笠原や徳之島にも住んでいたことがあるという 小柄だけど、アクティブで、明治生まれらしい気骨のある 多くの人からの尊敬を集めた人だった。 何事にも出不精で すぐへばり、人との関わりを積極的に持とうとしない この僕が、その血を引き継いでいるとは、とても思えないほど。 だからこそ、今回は余計にそのルーツを探ってみたいと思った。 そして祖父の実家は醤油屋だったという話を頼りに、筑豊を訪ねることにした。 HPで調べて 訪ねた場所は もう醤油屋はしておらず 隣にある「野見山本家酒造」という大きな蔵を持った 立派な建物を訪ねてみた。 そこのご当主さんに事情を説明し、お話を伺うと そこは500年あまり続く造り酒屋だったけど 10年前にもう酒造りは廃業したのだという。 先代のご当主の肖像画が、僕の祖父と父をミックスしたような風貌をしているのには 思わず笑ってしまった。 どうやらここが わが野見山家の 大本家らしい。 僕はお酒は弱いのだけど どぶろくや甘酒・味噌などの発酵ものを作るのがたまらなく好きだったり ファシリテーションや 自然農なども ようは発酵だと思っているし そこに興味を持っているのは そんな血を引いているからなのかなと思った。 お酒のブランドが「最高峰」という名前なのも 「日本一わかる!」というネーミングの僕のWSとも繋がるし(笑) そんなことを思いながら、いろいろお話を聞いたり、後から父に確認したりしたのだけど 結局そこは 直接の祖父の実家ではなく、我が家はそこから分かれた分家らしい。 まぁそれも含めて、いろんなことを考えさせられた面白い旅だった。 なんかそういう根っこを確かめることで これから進むべき道が自ずと見えてくるような気がした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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