Dual Life ~ 行き来する暮らし

クリパルヨガのTTを受けようと思ったのは、1月のことだった。

これまでも解剖学担当としてTTに関わっていたことから「ああ、僕も受けてみたいなぁ」と思っていたけど、時間的なことや金銭的なこと、何よりも大勢の人と長く深く接することへの不安があり、踏み切れずにいた。




そんな今年のお正月、これからの展開に思いを馳せていた時「僕は、これから大きな世界に羽ばたいていくんだ！」という根拠のない気持ちが浮かんできた。

まるで大きな波が来る前に、遠くの海面が少し盛り上がるのを見つけたような「来るぞ～！」という感覚。でも今のままでは乗りこなせないだろう、ということも感じていた。

そのためにも「強いカラダと　確固たる軸を得たい」と強く思った。僕はほんとうに、何がやりたいのか？与えられたこの肉体と才能を使って、何を表現したいのか？

もちろん、これまでもおぼろげながらに、そんなことは考えてはいたけど、もっと削ぎ落とし竹のように　一点に集中させないと次の波は乗りこなせないと。




１月後半になって、YTTのスケジュールが発表になり、自分の予定表をみたら見事なまでに　仕事とかぶらず、昨年出した本のおかげで　参加費や宿泊費も捻出できる余裕が出来ていた。　

環境は全て整った。

でも、やっぱり迷っている自分がいた。


そんな時、クリパルヨガのディレクターの　toshiさんの夢をみた。

toshiさんとは長いお付き合いだけど、夢に出てきたのは初めてだった。僕は夢はそんなに覚えている方ではないんだけど、この夢は鮮烈な印象深い夢だった。

（続く）

●クリパルヨガTTを受けるまで

その１　​「波が来るぞ～」編​
その２　​「Toshiさんの夢を見た！」編​
その３　​「一喝される」　編​

●クリパルヨガTTの学び
その１　​「そぎ落とし」編​
その２　​「安住の地」編​
その３　​「最初のティーチング」編​
その４　​「まるで耳を傾けていなかった」編​
その５　​「イスラエルの悲しみ」編​
その６　​「それが自然農の畑だ！」編​

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