組織作りのワナ
サラリーマンの頃も、独立してからも、全く信じてないことの一つにPDCAというのがある。現状を分析し、目標を定め、そこに向けてのステップを細かく刻み、チェックと修正を重ねていくやりかたで、正直うまく行った試しがない。逆に、なんか惹かれる方へフラフラと、ちょうど波が来たから乗っていこうかと、行く先もわからぬままやってるうちに、ここまでたどり着けたんだから、この先もずっとそれでうまく行けるんだと信じている。と、ここまでは何度か書いたことあるけど恐ろしいもので、そんな僕でも世の中の常識みたいなものに迎合したいという気持ちがあり、今回もSBS(スローボディースクール)という組織をリニューアルしようと、ボードメンバーと会合を重ねる中でも「ふんわりとしたミッションは必要だ」と思い込んでいた。世の中の組織論では、ミッションありきみたいなのは常識だし、なんかカッコいいし(笑)でもよく考えたら、自分は人生の中でそんな崇高なミッションみたいなものを掲げてここまで来たわけでは全然ないし、うまく行ったことないし、信じてないのに、それを常識だからといって、やろうとしていたことに自分でも驚いた。お~こわっ!今回の組織作りの目標として掲げた「粘菌みたいな組織」という意味で、まるで逆のことをやろうとしていた。でも、ボードメンバーのみんなのおかげで「目標のないことを目標にしよう」という、唯一無二の目標が出来たことをとても誇りに思う。SBS(スローボディースクール)のリニューアルに際し、以前参加していたSBS(スロービジネススクール)の理事の方に「崇高なミッションを掲げ過ぎてつぶれないように」というアドバイスを頂いていた。そういうやりがい搾取みたいなのって、すごく嫌いだし、そうはなりたくないな、と思っていたけど、こんだけ言われていたのになりかけていた。お~こわっ!とにかく、いろんな罠をかいくぐり、唯一無二の世界に誇れる組織が今日からスタートしました。まだしばらくは水面下でモゾモゾ活動しています、エイエイ♪● 公式HP Body curiosity● セラピスト・ヨガの解剖学講座 スケジュール● 野見山文宏 プロフィール● 無料メルマガ登録 のみ友通信● 著書 「感じてわかる!セラピストのための解剖生理」↓ 楽天ブックスリンクです