テーマ:デリシャスなおすすめ!(814)
カテゴリ:東京のうまい店
「食の演出家」の大久保一彦は「Restaurant La FinS 」に出没ですぃすぃ。
実はオーナーの敬三さんには、コルマールでマルセルダイスのドメーヌを案内していただきました。 お会いするのは、4年ぶりですぅ。 新橋のマッカーサー通りのところにある新橋としてはちょっと珍しいおしゃれなビルの地階に店をオープンしております。 入口を入るとフロアは大理石張りになっています。 その正面にシャンデリアが二台ある個室があります。 とても贅沢なつくりです。 昨今のフレンチが直線的で壁面にはベンチシートがあり、見た目はスタイリッシュに仕上げております。こうすれば、効率のよいオペレーションもでき、投資も少ないです。 そんな中、敬三さんのこだわりはフランス仕込みのアール。 お金をいただくには、空間が必要です。 昨今の新鋭の星付きレストランに欠けるもの、それは贅沢な空間です。 ベンチシートは収納もできて効率のよい席利用ができます。 しかし、人数によってテーブル配置を変え、とても調和のとれていな空間になることがあります。 料金をいただくには空間は大事だと私も考えます。 でないと「高い」と印象が強く出ます。 フロアの絨毯の下は50センチあげてあるそうです。 グラスはリーデルブラックなどいろいろあります。 在庫管理連動のiPadのワインリストもいいですね。 今日はおまかせコースにしてあります。 敬三さんの料理は、素材で食べさせるではなく、ものすごく手間をかけるところに特徴があります。そのため、おまかせコースは事前予約になっておりますが、以前、出張料理などで食べたことがありそのことがわかっていますので、予約時におまかせにしました。 何度か食べるとその良さがわかると言えます。 そのことが、今後もレビューに差が出ることは付言しておきます。 ということで、早速実食開始。 まずはアミューズからです。 最初のワインは想い出のダイスさんのワインにしましょう。 アミューズです。口いっぱいに広がる香と余韻が敬三さんの持ち味ですが、このアミューズでその期待が高まります。 今日のメインのブルトン。元気いいです。空輸に耐えたたくましさ! 食器は私の好きな有田、蒲池陶器です。 オリジナルの磁気を焼いているようです。 フォアグラと丹波栗のモンブラン仕立て。 ランド産フォアグラの冷製 オックステールのトリプルコンソメ。 フランス産無花果の赤ワイン煮込み パン・デ・ピス風味。 いやー!セ・ボン!!!!!!! フォアグラの冷製はいや、すんばらーしぃ。 見た目はモンブランですが、味わいはフォアグラです! これは私のリクエストの品です。 ノドグロのポワレ そのコンソメの酢橘風味。 京小蕪のシュクルート風。 和食でも、洋食でも無くって雰囲気です。 七日ノドグロをキュイして、身は打ち粉をして低温からじっくりポポアレ。 その頭などを使って、フィメではなくコンソメのつくりをしただし。 アルザスに行ったときに食べた敬三さんのシュクルートの風が効いています。 絶品です! まさに、ここでしか食べられない味。 ワインビストロベルジェ以来、久々。 ワインはこんな感じですね。 ブルトンとクロアワビ ソースが濃厚です。 これにはワインは・・・ さて、メインの前にナイフを選びます。 今日はコルシカ島のナイフにします。 ペルドローです。 想い出の品。 パイナップルのピナコラーダ風。 無花果のタルト シナモンのパルフェとハチミツのアイスクリーム添え カフェ ハーブティ スタッフが若いので包み込むような雰囲気はないものの、これからが楽しみですね。 Restaurant La FinS 東京都港区新橋4-9-1 電話 03-6721-5484 ラ フィネス (フレンチ / 新橋駅、汐留駅、御成門駅) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.11.27 17:41:16
[東京のうまい店] カテゴリの最新記事
|
|