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カテゴリ:出産・子育て
「幼稚園になんで行かなければならないの」
幼稚園児にはなったけど、1か月も泣き続けられると、そう訴えられているようでした。 幼稚園や保育園にいくのは、どうしてなの? 園児さんは、まだ、そういう「質問」はしないでしょうけれど、「答え」を考えとくのもいいと思います。 さしづめ、「小学校に行く練習よ」くらいになりましょうか(「あの子もこの子も、みんな、行ってるから」という答えよりはいいでしょう)。 1か月泣き暮らした当の子も、小学校に行くときには、抵抗なく「1ねんせいになった~ら、1ねんせいになった~ら」と歌いながら、ランドセルを誇らしげに背負って見せてくれましたから、間違いなく、小学校に行く練習にはなっていたと思います。 ところで、お母さんは「お子さんがいない時間」ができました。 ーーーまだ、次の子がいるのよ(その次だっているのよ)とお叱りを受けるかもしれません。そうでなくても、お掃除・お洗濯・お買い物とやることは次々とあるのよ、と、おっしゃるでしょう。 それでは、ここで述べることは、少しでも時間ができたときに、お考えいただくことにしましょう。 お子さんは親から離される時間ができたのですから、「子離れ(親がわが子の世話をやくのをやめ、子供の自主性に任せられるようになること。=広辞苑)」の練習をはじめたことになります。 ですから、家に帰ってきた子に対しては、今までと違って、どうしたら、お子さんの一本立ちへの手伝いができるのかを、考えてあげるのもいいでしょう。うまくいくかしら、と、悩んで、気分が落ち込んでしまうことはありません。幼稚園の先生と話す機会があったときにいろいろ聞いてみましょう。 もう一つあります。「親離れ(子供が成長して、親に依存した状態から独立すること。=広辞苑)」です。といっても、お子さんは独立する意思はないでしょうから、ここでは、「お子さんが、将来、親離れを始めても、お母さんは、あわてないし、寂しい思いをしない準備」と考えるといいです。 これは、お母さんがやっていた「趣味」は何だったっけ、と思い返して、以前かじりかけていたあの趣味の道具はどこに片付けたか、探してみるのもいいでしょう。 これからどんな趣味を持とうかしら、と考えてみるのもいいでしょう。お役所の広報で、どんな時期にどんな講習会があるか、気をつけてみるのもいいと思います。自分の空いた好きな時間にできる通信教育で「ペン習字」とか「はがき絵」はどうかな、と案内書を取り寄せるのもいいと思います。 家計の足しになるパートの仕事を探すのもいいと思います。家から近いところで、仕事を募集しているところはどこかしら、と、折り込み広告を眺めてみるとか。 趣味として、インターネットがありました。ブログが、楽天がありました。これを一番にあげるべきでした。 趣味としてあげるなら、運動になるもの、健康増進になるものも候補に挙げときましょう。ウォーキングもいいし。 お子さんの入園は、親離れ・子離れの初めてのきっかけの時期でもあります。お母さんはその下準備をするチャンスが(少なくとも、心のチャンスが)訪れていると考えることができます。 ーつづくー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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