世界一周旅行はビジネスクラスで(Part.3:費用対効果編)
Part.1:機内食編、Part.2:ラウンジ編と続けてきたこのシリーズ。誰もが『さすがはビジネスクラス』と唸ったことでしょう。でも、この差額って約40万円…さて、ホントに元が取れるのかを検証します。→題して、【世界一周航空券のビジネスクラス発券はホントに得なのか!?】 早速、yura2.iを例に比較してみましょう。【基本データ】1.使用航空券はグローバル・エクスプローラー(34,000マイルまで)2.登録プログラムはJL3.次のフライトはマイル積算外・オークランド(AKL)→パペーテ(PPT)@エアータヒチヌイ(TN)・ラルナカ(LCA)→バーレーン(BAH)@ガルフエアー(GF)<ビジネスクラスの場合>基本:航空券…743,200円1.稼いだマイレージ:合計34,875マイル A.ビジネスクラス搭乗(Dクラス):22,186×1.25=27,732 B.正規エコノミー搭乗(Yクラス):6,587 C.格安エコノミー搭乗(Lクラス):1,113×1/2=556 ※B.ビジネスクラス設定がない等により、仕方なくエコノミーに乗った3本分 ※C.格安エコノミーしか設定がなった1本分2.ラウンジでの食事等(15空港):計2,350×15=35,250円 A.珈琲×2杯:600円×2=1,200円 B.軽食:700円 C.ネット:300円×1.5h=450円3.機内食(#1):合計105,200円 A.ビジネスクラス分(16本):6,000×16食=96,000円 B.エコノミークラス分(4本):2,300×4食=9,200円<エコノミークラスの場合>基本:航空券…369,600円1.稼いだマイレージ:29,886×1/2=14,943マイル ※この場合の予約クラスは全て格安エコノミー(Lクラス)となる。2.機内食:2,300円×20本=46,000円では、差額を出してみましょう。1.金額部分=ラウンジの食事+機内食→35,250+(105,200-46,000)=94,450円2.マイレージ部分…1マイル=3円と計算(根拠:#2)すると→(34,875-14,953)×3=59,766円結論:1+2=154,216円で元(40万円)は取れず…。 予想に反し、な~んだ、元が取れないじゃん!!という結果に。でも、即急に終えるのはまだ早い。40万円分以上の見返りがあるテクニックを大公開。1.航空券をJALカードで切る:74万円=14,800マイル(差分40万円=8,000マイル→差分計:27,812マイル)→これでビジネスクラス@世界一周旅行で貯めたフライトマイルは約50,000マイル2.クレジットカードで切ったマイル等を更に追加(10,000マイルは軽く超えている)3.1+2を足すと60,000マイル以上到達→なんと、下記の往復ビジネスクラス航空券に手が届くんだな…。<60,000マイル必要な特典航空券@ビジネスクラス>・例1:キャセイパシフィック航空(CX):日本⇔オセアニア・インド亜大陸・例2:日本航空(JL):日本⇔オセアニア・モスクワ・東南アジア・例3:エミレーツ航空(EK):東南アジア(含む中国)⇔ガルフ諸国 という訳で、次の旅行はビジネスクラス@特典航空券『もう1回♪』。ちなみに上記3つは、どれも30万円以上相当のもの。しかも、特典航空券のモノによっては、ノーマルチケットと同様のルート選定が可能。→実は、多少の遠回りや途中降機が何回も可能だったりする(これ、あまり知られていない…)。 そして、Pricelessな部分…シートピッチの広さ、優先チェックイン、預託手荷物2個、おもてなし、予約の入れ易さ等を考えると、40万円分は簡単にひっくり返ります。 40万円あれば、ヨーロッパでも2ヶ月半は旅行できます。出す出さないはその人の価値観と予算次第。一生に一度の世界一周旅行だからこそ、ビジネスクラスを満喫しては如何♪ああ、もう一回乗りたいよ…(遠い目)。<備考>#1.機内食の値段の引用元:「関空展望ホール スカイビュー:レストランフロア」#2.東京⇔ソウルをJLで往復する場合A.JLの正規割引運賃:約45,000円、B.JLの無料航空券:15,000マイルPS:明日、7年ぶりの面接です…苦手意識先行中(涙)