今週は米大統領就任式
先週末は日足でみると豪ドル円、米ドル円、ユーロ円ともに円安に切り返した。 米ドル円は、このまま円高のトレンドを切り返せるのか? 何はともあれ米国では期待の大統領の就任式を1月20日に迎える。 市場としてはその期待感に反応しそうである。 米ドル円は、12月半ばの87円前半、今回の88円半ばで底を打ったといえるのか、まだ先があるのか。新米大統領の初動がその期待感を満たすのかにかかっているように思う。景気の気の字は気分の気。とはいうものの、Yes,we can!の気分だけではなんともならない大きなダメージを受けている世界経済をうまく舵取りできなかったとき、その期待を裏切ったときの、その先は95年の1ドル80円割れの再来になるのか。