カテゴリ:あそび一般
塗り絵の特殊なものに、「水塗り絵」があった。一見すれば、普通の塗り絵に見えるのだが、筆などを使って、その表面を水で濡らすと色が浮び上るものだ。同じ原理のものは今でもあるが、昔のものは、色数も少なく、発色も悪い。 普通の塗り絵が下手だから、水塗り絵を楽しむのではない。塗り絵を楽しむ子は、おそらく今の子も、普通の塗り絵を綺麗に塗り上げるほど、指先は器用だ。水塗り絵の面白さは、透明の水で色が着く不思議さにある。 だから、普通の塗り絵と違って、初めは面白いが、やがて厭きることが多い。めちゃくちゃに筆を動かしても、綺麗に塗れるのだから、やりがいが無いのだ。本当の塗り絵好きの子は、また元の塗り絵にもどる。 そんなこともあって、常時、駄菓子屋さんに置いているわけではない。売れ方が下火になれば、店先から姿を消し、忘れた頃にまた店の棚に並ぶ。そんな繰り返しだが、それでも何度も買う子は少なかった。 「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。 あそびセレクト 遊邑舎あそび館 FC2ブログランキングにも登録しています。 ↓よろしければ、ご支援のクリックを↓ 多忙のため、コメントへ返信できない場合がありますので、ご了承の程よろしくお願いいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.08.29 15:59:22
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