カテゴリ:あそび一般
日本には、竹製品が多くあるが、昔の駄菓子屋さんにも、竹で作られた駄玩具も幾つかあった。その中でも、今では全くと言っていいほど、見かけなくなったものに「竹返し」がある。正確には、あそびの「竹返し」に使う短い竹の棒だ。 20cm位の竹を1cm幅に割って、内面の少しだけ削ぎ落とした、単純なもので、両端には青や赤の色が着けられていた。もちろん、竹が有れば自作できるが、それはそれなりに、適当な工具も必要で、こどもたちは主に駄菓子屋さんなどで買い求めた。それに、寸法も揃っている方が、「竹返し」のあそびには向いている。 この竹返しも、どちらかと言えば、女の子が楽しんでいた。家の中であそぶことはもちろんのこと、家の前の路地などに、ゴザを敷いて、その上で楽しむことも多かった。 昔は、勝負して竹の棒を取り合っていたかも知れないが、団塊の世代の私がこどもの頃(1950年代)には、そうすることは無かった。すでにその頃には、竹返しはこどもたちの普段のあそびとしては、定着していなかったのだ。 「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。 あそびセレクト 遊邑舎あそび館 FC2ブログランキングにも登録しています。 ↓よろしければ、ご支援のクリックを↓ 多忙のため、コメントへ返信できない場合がありますので、ご了承の程よろしくお願いいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.09.06 22:17:37
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