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あそびはこどもの仕事やで!:遊び学ブログ

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2015.05.26
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カテゴリ:あそび一般

 星座の大きさに感激した、こどもの頃の思い出がある。それは、初めて「北斗七星」を見た時だ。もちろん、それまでにも何度も目にしていたのだろうが、それが北斗七星だとは、知らなかった。

 雑誌や図鑑で幾つかの星座を知っていたが、実際にそれらの星座を確かめたことは無かった。それは、私がこどもの頃に住んでいた西淀川区は、当時(1950年代)、公害の街として有名で、夜空は澄んではいなかった。星の数が少なすぎるのだ。

 それでも、お正月の期間、ばい煙を出す工場も稼働を休止し、夜空も普段よりは澄みきるので、星座を確かめ易くなる。そこで、初めて北斗七星を確認したのだ。その大きさに圧倒された。星座表では、小さく感じていたからだ。そして、北斗七星から北極星をたどって、その先のカシオペア座も発見する。

 学校での授業は昼に行われるので、実際に星座や星を、実際に見ることは無いが、冬の時期にあそびから帰る道すがら、夜空を見上げると、星が瞬いている。そんな時に、こうした発見があるのだ。誰からも、指図されない行動だから、感激が大きいのだろう。

 あそびと「北」の関係もまた難しい課題だ。前にも記したように、なにせ方角を気にしてあそぶことはほとんどないからだ。それでも、「北」の恩恵は受けている。これも、北斗七星の場合のように、正月前後に楽しむあそびのことだ。

 正月前後の時期に、北から寒さを運んでくる北風は、凧揚げにとって最も良い風となる。長時間にわたって適度な風が、ほぼ一定方向で吹くからだ。こうした北風を活用して凧揚げが楽しめる。

 この経験も、自分たちが住んでいる町の北の方角はどこかと、認識できるいい経験となる。凧が揚がっていく方向が南で、その反対が北なのだ。西淀川区に住んでいたこどもの頃なら、新淀川のある方向が南で、その反対が北とわかる。

 前に記した日光写真の太陽の方向と言い、北斗七星や凧揚げから知る方角と言い、これらの経験が冬の時期で同じであるのは、興味深い。少なくとも、私にとっては、方角を知るあそびは、冬のあそびであると言える。


「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。

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最終更新日  2015.05.26 16:54:05
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