あそびはこどもの仕事やで！：遊び学ブログ

　夢に見る　メンコの勝負　いつも勝ち

　私がこどもの頃（1950年代）は、メンコやビー玉を本当に賭け合って勝負するあそびが大流行した。後に、学校の給食でビン牛乳が出されるようになると、その蓋（キャップ）を賭け合った勝負が流行った。

　こうした勝負あそびは、時には数十個ずつあるいは数百枚ずつ掛け合う大勝負になる時もある。だから、それまでコツコツと貯めてきたビー玉やメンコを、たった一回の勝負で、その全てを無くしてしまうことも、起こり得る。

　こうした大きな勝負は、勝ったら勝ったで、負けたら負けたで、こどもにとっては感情が高ぶる。そうなると、時には夢にも出てくるのだが、私の場合は大勝ちした夢が多かった。

　それと言うのも、私はどちらかと言えば、こどもころは気の小さい方で、ビー玉やメンコの腕前はかなり自信があったが、あまり大きな勝負をしなかった。だから、夢の内容は、大きな勝負をして勝ちたいと言う思いが反映したのだろう。

　そうした大勝負の勝ちの夢を見たことがあってか、実際にメンコを数百枚ずつ掛け合った大きな勝負をして、見事に勝つことができた。そうした大勝負をする子の腕前は、大概は均衡していたので、勝ったのは偶然だと思うが、その嬉しさは極めて大きなものとなった。


「こどものあそび（遊び方）」は、次のページでいろいろ紹介しています。

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