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あそびはこどもの仕事やで!:遊び学ブログ

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2016.05.24
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カテゴリ:あそび一般

『オリジナル折り紙』

 【販促マーケットの専門見本市「第44回インターナショナル プレミアム・インセンティブショー秋2011」(ビジネスガイド社主催)が、10月19日から3日間、東京・池袋のサンシャインシティ文化会館2~4階で開催。(中略)ショウワグリムは、デザイン性のある折り紙を中心に、「オリジナルおりがみをつくってみませんか?」など子供から大人まで楽しめるアイテムとして提案した。】(【】内は記事から一部引用、Google ニュース/文マガ:2011年10月21日)

 折り紙作家の末席にかろうじて名を連ねているものにとって、上記記事中の「オリジナルおりがみ」に目が留まったが、掲載画像を見ると、それは折り紙メーカーの商品だった。それはそれで、確かにメーカーのオリジナルには違いはないし、面白いものではあるが、それを買って作品をつくっても「オリジナル」とは言い難い。

 また、記事掲載の商品は、折り紙(正方形の紙と言った方が正確だが)に、招き猫ならその展開図のようなものが印刷されており、印刷の折り線通りに折れば、立体作品ができるようになっているものだった。だから、折り紙と言うより、「紙折り工作」と呼んでもいいようなものだ。

 本当に、自分だけのオリジナルな折り紙作品を作ろうと思えば、素人や初心者には難しいかも知れないが、ちょっと見方を変えれば、自分だけのオリジナルな作品をつくることは可能だ。

 その一つの方法が、ユニット折り紙だ。薗部式ユニットもちろん、全てが完全にオリジナルな作品は易しくはないが、既存のユニット、例えば最もポピュラーで、ユニット折り紙の典型とも言える「薗部式ユニット」に、「折り」を少し加えるだけで、無数にその変形ユニットが作れる。

 裏を出す、突起部分を作る、部分的に凹ますなど、さらに、それらのコラボを考えれば、それだけで無数にオリジナルユニットが生まれる。もちろん、それらの中にはすでに伝承的ユニットになったものや、既存のユニットと同じものがあるが、それに「折り」を加えるとオリジナリティを出せる。

 考えれば、ユニット折り紙は、全く同じユニット、全く同じ枚数、全く同じ色数、全く同じ組み方であったとしても、その作品に使用する色の組み合わせが違えば、形状は同じ作品となるが、その選んだ色が立体となって生み出す変化は、オリジナルと言ってもいいほど、違ってくる。

 さらに、鹿の子柄、格子柄、市松模様など、使用する紙の柄によっても大きく作品の印象は違ってくる。ようするに、紙の色・柄の選択にその人なりのオリジナリティが生まれるのだ。世界でたった一つだけの作品を作ってみませんか。

 本記事は、このブログの過去記事の再掲載です。(2011-10-23)


「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。

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最終更新日  2016.05.24 17:23:09
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