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ユベントスがセリエBから這い上がり、まだデルピエロ、トレゼゲ、ネドベド、カモラネージ、ブッフォンといった5人がプレーをしていた頃から、このブログを書き始めました。
DFや中盤の陣容が安定しない中で、ブッフォンがゴールマウスを固め、金髪のネドベドがイエローカードをもらえば我らがバンディエラ、デルピエロが神業のFKをゴールにたたきこむ。 当時、全盛時だったインテルの背中を目指してセリエで3位→2位とスクデットに近づいていたあの頃。 しかしネドベド、カモラネージが引退し、アマウリやジエゴ、アクイラーニ、F・メロといった補強選手の期待外れが相次ぎ、かつ監督もフェラーラ、ザック、デルネーリと入れ替わりチームは低迷状態へ。 勝者のメンタリティーを失い、セリエの中堅・下位チームに何度も足をすくわれるシーンでどれだけ悔しかったか。 どれだけ情けなかったか。 その低迷期を救ったのがコンテ監督。 チームに肺がつぶれるまで走り回り、相手を呼吸困難に追い込むというユーベ伝統のメンタリティーを見事に注入。 おりしもチームは稀代の名手ピルロを中盤の底に置き、ビダル、リヒトシュタイナー、ペペ、ジャッケリーニ、アサモアといったコンテチルドレンが躍動し就任一年目でスクデット獲得。 新スタジアムでの初年度であり、かつデルピエロ引退の最後のシーズン。 スタジアムの優勝セレモニーは目頭が熱くなりました。 強豪として復活したユベントスですが、ヨーロッパの壁は厚かった。 CLではバイエルン相手にチョンチョンにされるなど、いまだビッグイヤーは夢のまた夢。 それでも昨年は、ベスト4時点で三強一弱と言われながらレアル・マドリーを破り決勝進出。宇宙人チームである バルサには破れましたが、十分ビッグイヤーも狙える位置まで戻ってくることができました。 ポグバ、イグアイン、ディバラなど近年の補強戦略の成功、ボヌッチの成長などで、今のユーベは間違いなく、カルチョポリ前の強いユーベの位置まで戻ってきたと思います。 ファンとして、長い間放送のある試合を可能な限りすべて見てきた者として、本当に充実した時間だったと思います。 ただ、最近は忙しく特にセリエの試合を観れていません。ユーベが強くなって横綱相撲になっていることも関係あるかもしれません。 惰性で見るのも、ユベンティーノとして納得がいかない事もあり、今シーズンのCLを見届けたら試合の観戦を休止したいと思います。 最後にビッグイヤーをとれるかどうかはわかりません。しかし、今のユベントスであれば毎年強いメンバーをCLに送り出せるだろうという確信もあります。セリエでも、ミラノ勢などの復権を願いますが、ユーベが常にカルチョの中心にいるであろうことも確信が持てます。 だからまた「観たい」と心の底から思える日がくるまで、私はユベントスから離れます。 素晴らしいビアンコネロの選手達に、本当に勇気を歓喜を与えてくれてありがとうと伝えたいと思います。 フォルツァ ユーベ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.02.12 12:51:38
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