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Yasuakiの株式投資日記

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2005年10月31日
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カテゴリ:同業比較
今日は久しぶりに同業他社比較をやろうと思います。以前比較をしていますが、
かなり手抜きだった「ドラッグストア業界」の徹底比較をやってみます。

上場企業は現在19社です。今年は東北地盤の薬王堂が上場しています。

全社合計の売上高は1兆6,829億円です。業界規模は4~5兆円と言われて
おりますので、上場19社で約4割を占めている計算になりますね。特に上位5社
で約9,500億円と業界の4~5分の1を占めており、1極集中になりつつある
のでしょうか。

しかし、現在5兆円(と仮定)の市場規模も2010年には10兆円になると言わ
れているようであり、高成長業界と言っていいのではないかと思います。つまり、
下位の企業にもまだまだチャンスがあるということです。

<市場規模予想関連のリンク>
セガミメディクス
コスモス薬品
ポップスドラッグ
ププレひまわり
矢野経済研究所

私はドラッグストアという業態はまだまだ発展途上であり、業態として未完成の状態
だと思っています。現在のように雑貨や食品も扱うディスカウントストアっぽくなった
のって、10年も経ってないような気がします。少なくとも私が4年前までいた岡山では
ドラッグストアってほとんど見かけませんでした。家の近くに「ラブドラッグス」が1軒
あったくらい。10年ちょっと前までいた大阪にもほとんどなかったように記憶してい
ます。東京に来て始めて都市型のドラッグストアというものを体験したと思います。

私はドラッグストアは週に1度は利用しています。西新宿に何店舗かドミナント形成
しているダイコクドラッグです。ちょっとした菓子とかビタミン剤とか、買っています
ね。売り場は一見雑然としているけど、宝探しのような、ドンキに似た陳列ですね。

ドラッグストアが何故急成長しているのかは、様々に言われていますが、一般論になり
ますが、「ワンストップソリューション」「セルフメディケーション」の流れに乗り、
生活必需品の消耗品に絞って品揃えをした事が成功の要因なのでしょう。

従来スーパーマーケットやコンビニで購入していたような雑貨類・食品類、百貨店や
専門店で購入していた化粧品類をローコスト経営によって安売りを可能にし、客を奪って
いる構図ではないでしょうか。コンビにもさすがに焦ってきていて、ドリンク類を値下げ
しましたよね。これこそが客がドラッグストアに流れている証の一つだと思います。

また同じドラッグストアと言っても会社ごとに差別化を図っており、店によって商品構成
など業態に結構違いがあります。今回はそのあたりも比較していきたいと思っています。



まずは売上高の比較です。

ドラッグ売上

上位5社とそれ以外はかなり差がありますね。

特にマツキヨの売上高は突出しています。四季報を確認する限りは10年連続で増収・経常
利益増益です。10年で売上は3倍、経常利益は4倍に成長しています。

またサンドラッグは10年連続で増収・増益(営業利益・経常利益・当期利益)。売上は
単体で5倍、経常利益は4.5倍。(連結決算以降も9年連続増収増益)

カワチ薬品も9年(それ以上は載っていない)連続で増収・増益(営業利益)。売上高は
3倍、経常利益は4倍。

ツルハも10年連続で増収増益(営業利益・経常利益・当期利益)。売上は単体で4倍
経常利益は7倍。(連結決算以降も8年連続増収増益)

つまりこの業界の上位企業はどの企業も強いフランチャイズを持った立派なオンリーワン
企業といえるのではないかと思います。

つまり何が言いたいかというと、現在成長率が高い売上高下位のドラッグストアもこれら
上位と同様の規模まで成長できる可能性のある会社がいくつもあるのではないかということ
です。その為にはこれら上位のドラッグストアとは何らかの差別化・区別化を図っている事
も今後は必要となってくるでしょう。似たような店はいくつも要りませんからね。余計な競
争をするだけですし。そのあたりを探っていきたいと思います。



参考までに非上場企業を含めた順位を調べました。以前紹介した「ドラッグマガジン」に
載っているのですが。売上高200億円以上の企業です。ここに載っていない企業ももし
かしたらあるかもしれません。この38社で売上高合計は2.3兆円。業界規模の約半分
となりますね。

非上場


それにしても300億円以下の中堅企業が非常に多いですね。300、400億円あたりが
一つの壁なのでしょうか。ここが他社と差別化できているかどうかの差なのかもしれませんね。
恐らく将来はこのあたりから下の企業は淘汰されていく構図なのではないでしょうか。今でも
少しずつ進みつつありますが、業界再編が数年後には加速しそうです。


今日は長くなったので次回に続きます・・・








最近は相場が絶好調のようです。色んなブログを見ていて、グレアムの「賢明なる投資家」の一節を
何となく思い出しました。

神経医学の画期的な調査によると我々の脳はトレンドなどありそうもないところでもそれを
察知するようにできているようだ。2、3回立て続けにある出来事が起きると、人間の脳は
前葉帯と中隔側坐核に対し、もう一度起きる事を期待するよう自動的に働きかける。そして
再びその出来事が繰り返されると、ドーパミンと呼ばれる天然の薬物を放出し、穏やかな多
幸感を脳に溢れさせるのだ。このように、株価が何日か続伸すると、投資家は反射的に株価が
そのまま上がり続けることを期待してしまうのだ-そして株価が上がるにつれ、投資家の脳の
化学的性質は変化し、「ナチュラルハイ」状態にしてしまうのである。投資家は事実上、自分
の予測に夢中になってしまうと言うわけだ・・・





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最終更新日  2005年11月01日 09時04分35秒
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