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カテゴリ:同業比較
今日はカーディーラー業界株価の比較です。
参考:カーディーラーの比較 ■前提 ・業績データは全て四季報です。 ・実質PERは経常利益×55%/株数で計算。 ・12月末 6月末 12月末 と並んでいる欄は左から2004年12月、2005年 6月、2005年12月にそれぞれ発売された四季報の経常利益を使用、つまり半年 毎の四季報の経常利益とその当時の株価でPER計算しています。 業界平均上昇率は41.4%とほぼTOPIX並。業界全体の成長率が低い割には 株価が頑張っていると思います。東日とVT以外は全てPBR1倍割れでしたので、 割安水準が訂正されたと言えます。 しかし6社中4社が大幅減益です。厳しい業界ですね。 半年前まで上場していたトヨタカローラ岐阜と岐阜日野自動車は上場廃止になって います。 1位は東日カーライフグループ。株価は2倍になっています。昨年の4月に突如 暴騰しています。未だに何故暴騰したのかが不明です。お世辞にも経営が良いとは 言えませんし、財務も最悪極まりないです。ほんと謎です。 2位以下は上期にはほとんど株価が動かず、下期の上昇相場に乗って株価が動いて います。 ファミリー、愛知トヨタ、ホンダクリオ東葛は低PER、低PBRに放置されてました ので、割安株の見直しによる株価上昇でしょう。業績は決して改善しているわけでは ないようです。 最後、VTホールディングスだけ株価が下がっています。一番業績が堅調だと思われ るのですが、いったいどういうことなのでしょう???売上、経常利益ともに高い 伸びでROAも高いのですが。決算書を見ているわけではなく、四季報レベルですが、 多角化した事業が結構失敗しているようで、特損が大きく発生するようです。この あたりが要因でしょうか。 この業界はPERで見ればファミリー、愛知トヨタ、ホンダクリオ東葛あたりはまだ まだ割安な水準ですね。恐らく少しづつ見直されていくのではないでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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