20150804名医のやってる痛風予防と対処法
Last update 20150819
◆◆◆◆◆2015年 8月 4日 ≪林 修の今でしょ!講座≫より◆◆◆◆◆
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最新説!名医のやってる脳梗塞・痛風の予防と対処法★★★★★
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このページでは、『痛風の予防と対処法』をご紹介!!
痛 風
■痛風とはどんな病気!?
痛風は、尿酸の濃度が高くなることによって起こる病気で、夏、体内の水分が減ると起こ
りやすくなるそうです。
また、一度痛風になると再発の危険がとても高く、この20年で痛風になる人が3倍以上
にもなっているそうです。
痛風の症状は、風が吹くたびに手足に痛みが走る!それも激痛が走る病気だそうです。
痛風は、体内の尿酸の濃度が高くなると起こる病気で、汗をかきやすい夏は、発汗により
知らないうちに尿酸の濃度が高くなるので注意が必要だそうです。BR>
そもそも尿酸とは、プリン体が代謝された後の燃えカスのことで、このエネルギーの燃え
カスが体内にたまり過ぎると痛風になってしまうそうです。
■尿酸値を上げる「プリン体」とは?
尿酸値を上げる原因に、食事によるプリン体の摂り過ぎがあります。
プリン体には、食事から摂取するものと、体内で作られるものの2種類があり、実は食事
で摂取するプリン体より、体内で合成されるプリン体の方がはるかに多いそうです。
■食品に含まれるプリン体の量は?
プリン体は、1つの細胞に1つ含まれていて、例えば、卵は1日1個までといわれます
が、卵1個で1つの細胞なのでプリン体も1つしかないのだそうです。
タラコ・イクラなどの魚卵に、プリン体は多く含まれていると思われがちですが、卵1個
に含まれるプリン体は1つなのでせいぜい数十個しかないのだそうです。
プリン体の多い食品で、最も注意が必要なのが、肉類や内臓系ホルモンで、内蔵や筋肉に
はたくさんの細胞が集まっていますので、焼き肉やレバーなどの食べ過ぎには注意が必要
だそうです。
◎プリン体の多い食品(100gの含有量)
・煮干し 746mg
・カツオ節 493mg
・鶏レバー 312mg
・イワシ(マイワシ)210mg
・クルマエビ 195mg
・イカ(ヤリイカ) 161mg
・秋刀魚 155mg
・イクラ 4mg
プリン体が多く含まれている食べ物を、過剰摂取すれば、当然痛風のリスクが高まること
になります。
◎簡単な脱水症状のチェック方法
舌の真ん中に筋があると、体内の水分が不足している可能性があるそうです!
■痛風にならないための予防法
「痛風の予防法」をレクチャーして頂いたのは、日本に51人にしかいない「認定痛風医」
のお一人、虎の門病院循環器センター内科の桑原政成先生です。
1.ラーメンなどのスープは飲み切らない
プリン体には、水に溶け出るという性質があり、魚介のダシでとったラーメンなどのスー
プには、大量のプリン体が溶け出している可能性があります。
塩分の摂り過ぎにもなりますので、スープは残した方がよさそうです!
2.魚介類を調理する時には、下茹ですると、プリン体をカットできる!
家でプリン体の多い食材(魚介類など)を料理する時、下茹でをしてから調理するとプリ
ン体がカットできるそうです。
これは、プリン体が水に溶け出る性質をうまく活用した賢い方法!
※ここがとても重要!プリン体は血液サラサラの食材に多く含まれていて、大いに悩むと
ころですが、下茹ででプリン体がカットできるとは初耳~(^^♪
3.尿をアルカリ性にする
尿酸は酸性なので、尿をアルカリ性にすれば、尿酸が尿に溶け出し、体外へ排出しやすく
なる。それによって、体内の尿酸の量が減り、痛風予防に繋がるそうです。
では、どうやって尿をアルカリ性にするかというと、アルカリ性の食品を食べることが挙
げられるそうです。
◎アルカリ性の食品とは
・海藻
・大豆
・根菜類
・お酢
などが代表的なアルカリ性の食品です。
海藻と大豆をダブルで摂取できる「ひじきの煮物」や、海藻とお酢をダブルで摂れる「も
ずく酢」などは、特におすすめの料理だそうです。
4.一日一杯、低脂肪牛乳を飲む
これは近年の研究で明らかになった予防法で、アメリカの研究(4万7千人を対象に12
年間行った調査)で判明した予防法で、毎日低脂肪牛乳を飲んでいた人は、43%も痛風
のリスクを減らすことができたそうです。
※低脂肪乳に含まれる乳タンパクが尿酸を排出するのにとても効果があるそうです!!
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