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弁護士YA日記

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〒420-0837
静岡市葵区日出町5-3
TEL 054-269-4590
FAX 054-269-4591
http://hinodecho-law.jp/
日出町法律事務所
2019年6月より1年間、日本弁護士連合会客員研究員としてイリノイ大学アーバナシャンペーン校に留学後、弁護士業務を再開しました。
弁護士葦名ゆき(あしな・ゆき)
2017.10.27
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カテゴリ:弁護士業務
11月から、法テラス静岡法律事務所に勤務していた可児望(かに・のぞみ)弁護士が、法テラス平戸法律事務所に赴任することになった。

可児さんは、私が以前所属していた静岡綜合法律事務所で養成を担当していた法テラスのスタッフ弁護士で、養成期間1年間を終えた後は法テラス静岡に異動、足かけ約4年、静岡に滞在していた。
私は、可児さんの養成期間中は勿論、養成期間後も、常時、共同受任案件があったので、可児さんは、しょっちゅう、日出町法律事務所に来てくれていた。多いときは、週1位のペース、少ないときでも、月1回は、必ず顔を合わせていた感覚がある。

事務所は別でも、私にとっては、まるで妹のような存在の可児さんが、遠くに行ってしまう・・・。
真面目で素直な彼女に、この4年間、物理的にだけではなく、精神的にどれほど助けてもらっていたことか。彼女は、彼女が気付かないうちに、控えめな笑顔で、芯の強い穏やかさで、私の心を支えてくれていた。
下記は、一緒に、福島出張に行った時の写真です。4代目平岡路子所長時代に、相馬ひまわり基金法律事務所を訪ねました。






寂しい気持ちがないといえば嘘になるけれど、いつかこんな日が来ることは元々分かっていたし、「司法過疎地域に赴任したい」という夢を持って法テラスのスタッフ弁護士になった可児さんの志が生きる場所への赴任、心の底から応援したい。

私は、可児さんを養成していた年に独立することを決め、独立準備にバタバタし、独立してからも常にバタバタしており、可児さんを手取り足取り指導した記憶がまったくなく、常にせわしない背中ばかり見せていた。
また、困難事件で、のたうち回りそうに悩み苦しんだり、心折れたりするかっこわるい姿も沢山見せてきた。弁護士の舞台裏は、ドラマにもならないほど、地味だけど壮絶な苦しみがあるのですよね(苦笑)。

私が彼女から学んだこと、与えられたものは沢山あるけれど、私が彼女に教えたり与えたりしたことが何も思いつかない。でも、聡明な彼女のことだから、せわしない背中から、そして、心折れるほどに悩み苦しむ姿から、きっと言葉にならない何かを感じ取ってくれたのではないか、と勝手に期待している。

私が偉そうにアドバイス出来ることは何もないけれど、敢えていうなら3つかな。

1,とにかく身体と心を大事にして欲しいということ。
2,一つ一つ、一人一人、一件一件を大切にすること。
3,心は何度折れてもいい、でも、何度でも立ち上がろう、ということ。

いつでも応援していますよ。元気でね!
可児ちゃん、いってらっしゃい!





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Last updated  2017.10.27 00:17:44
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