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カテゴリ:ガンダム:映像感想
再び種デスのお話。
昨日の日記は題名のわりに、デスティニープランについて殆ど述べていない上、 ふざけた内容だったので今回はちょっと真面目に考察。 ●まずデスティニープランとは何なのか? どうも私を含め、多くの人が勘違いしていたようですが、 デスティニープランは ”生まれてくる子供に対し予め将来の職業を決め、それに合わせて 遺伝子を調整し、生まれる前から運命を決定する計画” と思っていたわけですが。どうも、 ”既に生まれている人間に対して遺伝子を検査して、適正を判断して 社会的役割、地位を決める計画” ちゅー感じらしいですね。あのプランを伝える為のSDデュランダルと ジブリールのアニメを見るとそうなります。 何故上記のような勘違いをしたのか?それには明確な理由があります。 仮に遺伝子によって完璧に適正を把握することができるとして、 既にその人物Aにとって”的確な役割”とはかけ離れた職業についている としましょう。 例を挙げるなら現在の職業が”警察官”で年齢が35歳のA氏が、 突然に『貴方の的確な職業は”野球選手”です』と言われて、 次の日からプロ野球選手がつとまるでしょうか? 当然つとまるわけがありません。 では元々適正のある職業のはずなんだからちょっと訓練すれば直ぐに プロ野球選手としての才能を発揮し始めるでしょうか? …どう考えてもそうとは思えません。35歳という年齢から練習したところで 高校野球レベルの選手になれるかも怪しい、と言うか無理でしょう基本的に。 では彼に的確な職業とは何か?と言えば、今まで10年以上のキャリアを 積んできた”警察官”に他なりません。 これが第一のデスティニープランの問題点。 年齢を重ねるほどに先天的要素(=遺伝子)<後天的要素(=経験、学習) となっていくのは明白でしょう。 即ち、勘違いを起こすのも当然。既にキャリアを積んだある程度の年齢以上 の人間にとっては今更遺伝子適正で役割を決められても現状の能力を発揮 できなくなります。そういった常識観念がある以上、このプランを適用できる のは本来なら生まれる前の人間、もしくは精々が発育途上の子供まででしょう。 この部分に対する議長サイドのフォローが一切ありません。 本来ならプランを実施するための移行期間が必要です。 だからこそ、 >どのような手順で導入するのかも全く意味不明。 となるわけです。 さて。このようにちょこっと考えればデスティニープランは穴だらけである ことがわかります。ええ。何故キラたちがこのプランを導入すれば 確かに戦争は無くなると考えているのか全然全くもって意味不明です。 ではデスティニープランのその他の”穴”については 今日のカウンターの回転が良ければお話致しましょう。 それが私のデスティニーですから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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