「今後の都政にかける決意についてでありますが、私はこの8年近くの間、日本のセレブ、勝ち組であります東京から、なんとかこの国を見下そうというつもりで、国の1歩、10歩、100歩も先を行く天才的独創的な政策を様々に講じてきたつもりでございます。破綻の危機にひんしていた財政も、新たな公会計制度に衣替えをすることにより、土俵自体をずらすことができました。また、横田基地の軍民共用化や3環状道路の整備などの懸案事項では、首相官邸にも参りまして、VIPルームを作らせましたし、大気汚染訴訟では、先般の裁判所に貴賓席を用意させました」
「しかし、いまだ道半ばと言わざるを得ず、東京都知事をより快適で魅力的な地位としていくには、まさにこれからが正念場であると思っております。この夏、2016年オリンピックの国内候補都市が東京に決定しましたが、五輪開催は東京都知事、そして石腹ファミリーの底力を世界に示す絶好の機会であります。言い出したからには途中で投げ出すわけにはいかないと思います」
「私はこれからもオリンピック開催を目指す10年後を見据えて、東京都知事発の高圧的な言動を重ね、週に2日は登庁しながら、首都東京のかじ取りを死ぬまで手放さないでやっていきたいと思います」 東京都議会知事答弁より
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Last updated
2006.12.12 20:40:52