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テーマ:フィギュアスケート(3606)
カテゴリ:安藤美姫
「フィギュアスケートは他人との競うのではなく自分との闘い」この言葉は「スポーツは闘争心ライバル心」と度々詰め寄る松岡修造氏に荒川静香しーちゃんが逆にそう言い張って、トリノ五輪後、報道ステーション内で松岡氏が「フィギュア感が変わった、荒川さん、すいませんでした」と言わせた伝説の言葉です。
その心は安藤美姫さんの「ライバルは自分自身」という言葉に受け継がれています。 フィギュアスケート グランプリファイナル フリー 「SymphonyNo.3 Organ by Camille Saint-Saens」交響曲第3番ハ短調 「オルガン付き」(カミーユ・サン=サーンス) このプログラムで美姫さんは新プログラムの初滑走という自分自身と闘いました。 その中には四回転サルコーという長年のライバルがいました。 いつも負けていました。 「必ず勝ってね」と多くのはげましの応援と期待の声がありました。 しかし事実としてあまり勝つ必要のないものでした。 そして現実問題としてもっと勝つべき自分自身がいっぱいありました。 だからこれまで師事したほとんどの恩師がなかなか勝負をさせれませんでした。 この日も、いやこの日こそ、もっと勝つべき自分自身が沢山いました。 でも彼女は直訴したと言います。 ここでいつも負けている自分自身に勝負しないとI BELIEVE MYSELFこの先、自信を持つことは出来ないかもしれない。 四回転サルコー もう世界の女子でたった一人とか、ジャンプの基礎点が10.30とか、SP5位とかそんなことは大した問題ではないのかもしれません。 そして・・・ 勝った!確かに勝った!見事とは言えないけど、心身ともに血だらけ傷だらけにしたかのような僅差の勝利 この勝負、現実世界でどう評価されるかは、それこそ大した問題ではないでしょう。 しかし彼女にとっては新プログラムの初滑走、四回転サルコー、両方の自分自身との勝負に勝った手ごたえがI BELIEVE MYSELF新たな信じれる自分を創ったに違いありません。 I BELIEVE MYSELF信じることで全てが始まる気がするの 新たな第一歩が踏み出されました! いや、柄にもない慣れないものを書くものではないですね。 本当はグランプリファイナルFSの放送を全部、魅てからブログを書くべきなんです。 しかし昨日同様に友人に頼んで抜粋録画してもらった地デジでの美姫さんとジョアニー・ロシェットさんの演技を魅て心のお腹が一杯になっちゃって(笑) もちろんアナログでは全部録画しているんだけど、今回はボーナス商戦の中(大変暇にさせて頂いている)なので特別に美姫さんのFSだけのお話をさせて下さい(テレビ朝日みたいだな(笑)) それに急いで最後まで魅ない理由がもう一つあります 美姫さんのインタビュー(おそらく無いですよね)を探している間、ライバル対決という言葉を何回聞いたか? 新聞の見出しもそうですがフィギュアスケートが完全にスポーツ化されていますよね (その点ではキム・ヨナちゃんのインタビューは偉い) もちろんスポーツなんですが、冒頭でも書いた自分の感じる芸術フィギュアの美しさを消されているみたいで醒めちゃいました。 でも早いうちに魅て、総論は書くと思うのでその時には読んでやって下さい。 その美姫さん、新しい曲はいかにも美姫さんお気に入りの力強い曲ですね。 力強い演技ができるではないでしょうか?!贅沢を言えばパイプオルガンが強調されたパートをもっと期待していたんですが・・・ 個人の音楽の好みとしては可も無く不可もなくです、古典的なクラシックはよく解りません、 (一応昔はピアノやシンセサイザーをやっていて軽音楽部だったんですがって関係ないか、どうせ今は全く弾けないし・・・) 振り付けはこれから煮詰めていくんでしょうが全日本選手権にはおそらくこのままでいくんでしょうね、ジゼルの延長ぽく魅えました。 ステップは相変わらず良かったですね、あの座る姿勢の技、大好きです。 スピンはドーナツスピンが無くなってシンプルになって、逆に二つのI字スピンがはえて良いですね、キャノンボールスピンは鬼門なのか?いや縁起でもない、必ず点がとれるように修正してくれるでしょう。 ビールマンスピンが出来ない中、苦労していますが頑張ってはいると思います。 そしてジャンプ、四回転、ニコライ・モロゾフコーチは新FSの試合での初滑走、しかもGPファイナルとならば点や順位を狙う必要が少ないので、4S抜きで体力を温存してきちんとプログラムをこなすことに集中する作戦の可能性は高いと思っていました。 直訴したと報道されていますが、もしかすると交換条件で全日本とワールドなど今後は絶対指示どおりすると約束したかもしれませんね。 今まで試合で魅た中で一番クリーンの着氷ような気がしましたが・・・ ただジャンプの軸はやっぱり立って回転速度にひびいていますかね、その反面、高さは出ているので、う~ん良くも悪くも今までの美姫さんのジャンプスタイルが変化していますね。 (伊藤みどりさんの天然の気まぐれも困ったもんだ・・・もっとも解説者泣かせのジャッジが続いているんでしょうが、それにしても事前に情報収集すれはジャンプ構成の変化の可能性位わかるはずでヨナ真央しか念頭になかったんだろうな) 2A+3T、3Lz+2Lo+2Loは本当に良くやったと思います、魅れてとても良かったし貴重な武器だと思います、でも調整不足なんだろうな?それともやっぱりジャンプ自体が狂っている? とにかく全日本までに頑張って仕上げて欲しいですね、四回転は回避したほうが良さそうでは・・・ 肩の怪我に関しては心配で思うところもいっぱいあって、今にもファンの勝手なエゴ発言をしそうですが美姫さんが大人の責任を持って選んだ道だから、温かく応援してあげようと思っています。 何せ、リンクに立ったら怪我は言い訳に出来ないことを、痛く苦しく悔しい思いをしている美姫さん自身が一番知っていると思いますから! SPの記事もあるんで是非読んで頂いて両方コメント下さいネ! 安藤美姫ミキティ フィギュアスケート グランプリファイナルSP リンクに立たせて頂く、滑らせて頂くという謙虚さが生む感動 (http://plaza.rakuten.co.jp/zbc09999/diary/200812120000/) とにかく美姫さん、よく頑張った YOU ARE WINNER そして素晴らしい感動をありがとう。 良い時も悪い時も人生を楽んでいよう みんな、失うものは何も無い、チャレンジャー リンクに観客にそして自分自身に想いをこめて STAY GOLD and I BELIEVE 美姫さんガンバ!!!!!!! PS.読み逃げはさびしいですよ、そういう方は是非、お気軽にコメントを下さいね、大歓迎です(笑) フィギュアスケートGPファイナルSP参考データ 技術点からジャンプの得点を引いた、ジャンプ以外の得点です。 キム・ヨナ 19.0 L4:3 L3:2 浅田真央 19.2 L4:3 L3:2 中野友加里 18.9 L4:3 L3:2 コストナー 17.0 L4:3 L3:1 L2:1 安藤美姫 17.3 L4:2 L3:2 L2:1 ロシェット 16.2 L4:2 L3:2 L2:1 事実はスピンで点がとれないとトップ争いは厳しいですね。 いくら高得点ジャンプを持っていても、スピンで点がとれないとそれらを跳ぶ時、余計にプレッシャーがかかりかねませんからね。 以上、美姫さんのファンというより一スポーツ好きのコメントでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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