まとめ
1.事業開始前の支出した領収書、請求書等を整理し(その1)から(その3)
を参考にしながら分類します。
2.(その1)と(その2)は繰延資産に該当するので1期目の損益との兼ね合いで
1期目の費用とするのか1期目は資産として繰り延べ2期目以降の
費用とするのかを検討します。1期目が赤字の場合には必要以上
に赤字の金額を増やしても意味がないので繰延資産として計上し
ておくと良いでしょう。
3.(その3)に該当する費用については1期目の費用とするほかはありません。
もっとも、青色申告の承認を受けている会社であれば仮に1期目が赤字で
あってもその赤字を2期目以降7年間繰り越すことが認められてい
ますので不都合はないでしょう。
4. 設立前後の領収書は見あたらなくなってしまっていることも多いようです。
後で困らないようにしっかりと整理しておきましょう。
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