今月に入って、初めての試写会。 どんだけよ、一日からの日記の空白期間が虚しく、真っ白…
で、肝心の映画ですが、「無理矢理スケールを大きくしたかったけど、失敗しましたごめんなさいごめんなさい」な出来具合でした。
冒頭のタイでのロケ、俳優陣以下、特に石橋凌、あと制作者陣の熱意は伝わりますが、ぶっちゃけ、冗長でした。 もっとテンポ良く、魅せられないのが、邦画の限界を垣間見る事が出来るかと。 これが、ハリウッドだったら、短く、さくっと、ばっさり切って、テンポ良い仕上がり具合に出来るのでしょうが、、、
あと、ストーリーテリングが、もう、こじつけが凄まじいです。 山田孝之が不死身のターミネーター状態で、漂着した海岸に、何故、彼処に具合良く公衆電話が有り、しかも、教会に電話を掛ける小銭を何故持っていたのかと。 激しく突っ込みたくなりました。 以下、細かい突っ込み所が多数ありますが、省略。
ちっとも、全然、サスペンスフルじゃない展開に、「眠ろうかな?いや、折角の久しぶりの試写会だから最後まで観よう」と、我慢して観ていたら、何故かエンドクレジットが英文だったのが謎でした。
映画「バンテージ・ポイント」を少しは見習え!と、ちっともハラハラドキドキしないテンポの悪い、且つ、都合の良い話の進行具合に、こりゃダメだ、な、烙印を押す、典型的、ダメな邦画のひな形、そんな映画でした。