碁会所日報

ボケラーの皆様もごらんのように、今回の投稿数は近来稀に見る恐ろしい数字になりました。

まずはたくさんの投稿に感謝いたします。

そして今回の講評は「実録！ボケラー２４時」と名付けまして、時間軸に沿って日記形式で発表していきたいと思います。

お題発表から講評と各賞発表までの選者（といっても私kyonchnの場合に限られますが）の一週間も今回お見せしようという企画でございます。

それでは、超長い講評とはなりますが、よろしくおつきあいの程お願いいたします。

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「実録！ボケラー２４時」

７月１５日（水）

22:04:24　お題発表。

選者kyonchnの場合、水曜日は21時半くらいまでは帰宅できないので、お題の原稿は前日の夜のうちにすでに下書き投稿を済ませておく。したがって、帰宅すればすぐにアップすればいいだけなのだが、この日の帰宅は21時半。すぐにアップしたつもりだったのだが、アップしたつもりでできていなかったことに気付くまでに若干のタイムラグが生じた。

予告では22時くらいにお題を発表する告知をしておいたので、アクセス状態を見ると、それまでにチェックをしていた人が多数。

4～５分のタイムラグとはいえ、それはチェックする側から見れば30分～１時間のタイムラグに繋がる。したがって、この日のお題は感じから言えば22時半くらいに発表されたのと同様であり、日付けが変わるまでに２時間あるのと１時間半では、投稿のスタートダッシュに若干の勢いの差が生じることは正直否めない。

また、今回のお題は「焼酎の銘柄」。考えやすいといえば考えやすいのだが、反面、お酒を飲まない人にとってはそれだけでも思考をシャットダウンさせる可能性もあるので、正直投稿数は読めない。一応それを見越して焼酎の銘柄一覧のHPのアドレスを示しておいたが、これまでの経験上、別の所で資料を見るというワンアクションを挟んだものは面倒くさいのか、あまり投稿数が伸びないように思う。

今回はボケラーにどれだけ酒飲みがいるか、またお酒は飲まないけれど寛容なボケラーがどれだけいるかが頼みの綱の部分もある。

そんな思惑もあった中、先陣を切って投稿してくれたのは、お酒は飲まない、というか飲めない、というか飲んじゃいけないゆうすけさん
だった事には非常に心強さを感じた。


ゆうすけさん
22:53「本格派芋スジ焼酎　　俗筋」
22:57「本格派芋スジ焼酎　陳（イも）ブラン」

２つめの「（イも）」を付けた真意はよくわからなかったが、今回の焼酎をわざわざ「芋スジ焼酎」ということにした本意をよく汲み取っていてくれている。

普通に「焼酎」としたのでは、ついうっかり本気で真面目なネタを作ってしまって、選者はおろか投稿した本人すら扱いに困ってしまうということがある可能性があったからだ。「芋スジ焼酎」としたのは我ながらよい操作で、これは口調もよく、普段の生活の中で、なんとなくネタを転がす事ができるのではないかと思っている。

nipparatさん
23:05「本格派芋スジ焼酎　イー陳子」

イーチャンホ→イーチンコというのはnipparatさんの中では気に入りのフレーズのようだ。

郷禄介さん
23:13「本格派芋スジ焼酎　屈屈陳」
23:17「本格派芋スジ焼酎　強烈な耄碌」


ボケラーの中には投稿時期によっていくつかのタイプに分類できると思う。

まずは最初のうちに投稿を集中的に済ませ、後はゆっくりするタイプ。
これは上記の郷禄介さん、ゆうすけさんが挙げられる。
郷禄介さんは投稿の切り込み隊長であると同時に、選者の出題意図をよく汲んだ模範的な投稿で、その後の投稿の流れをうまく整えてくれていると思う。

まずは陳がらみで「屈屈陳」。毛筆で書けば様になりそうな命名。
そういや高尾先生、今回の本因坊戦は屈屈するばかりで結局伸び切れなかった印象があります。また、急所の陳を突かれれば男子は屈屈する様も表している。

また、ここしばらく強烈にホットな言葉「強烈な○○」もこの後の投稿に影響を与えている。語呂もよく決まった。

nipparatさん
00:52「本格派芋スジ焼酎　スコッチの儲け」
00:53「本格派芋スジ焼酎　ＶＳオ～ポカ」

「少しの儲け」「VSOP」にかけて、しかも酒種を越えたハイブリッドな仕上がり。
何も足さない。何も引かない。焼酎なのか洋酒なのか。

１５日終了時点で７投稿。まぁまぁの数、というか、予想よりは少なかったが、発表時間が遅れた関係もあろう。この段階で５０～６０集まればいい方だと予想をつけて就寝。