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今、「風の絵師」という韓国の時代劇を見ています。
時代は18世紀の朝鮮時代。正祖(世界遺産の水原華城を建てた王様)の時代の宮廷絵師、キム・ホンドとシン・ユンボクの物語です。 どちらも実在する画家ですが、このドラマでは、シン・ユンボクは実は女だったという斬新な設定で描かれています。 実際、シン・ユンボクの絵は滑らかで艶やかな曲線が特徴なので、そう言われたらそうかも、と納得したりします。 話自体も、ホンドとユンボクの会話の中に見られる絵の構図に対する会話など、2人の画風の違いなどが見られてなかなか上手く作ってあります。 さて、それはさておき、このドラマの伏線として描かれているのが、正祖王と、その祖父であった英祖の皇后との確執です。 正祖のお父さんは、実父である英祖に疎まれて米びつの中に閉じ込められるという非業の死を遂げた方なのですが、その死に関係している皇后とは密かに反目。表面上は友好的にしながらも水面下では火花を散らしています。 それがよく描写されているのが、2人で韓国将棋を指しているシーンです。 「王様は将棋がお上手になられた。」 「いえいえ、皇后様にはまだまだかないません。」 と、和やかに対局しているようで、局面が示しているように、 ところどころで 「この国を仕切るのはワシじゃい!」 とばかりに、陰険漫才が繰り広げられます。 韓国将棋を時代劇で見るのは初めてでしたが、 効果的な使い方といえましょう。 囲碁も出て来ます。 両方でてくるドラマは初めてです。 時代背景を頭に入れて見ると、一粒で2度3度おいしいドラマだと思います。 │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |