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おはようございます。 最近のニュース。色々考えさせられることが多いが、とくに紙面をにぎわす8年前の広島母子殺害事件差し戻し審議。21人の弁護団。事件のこと、裁判のこと、人権問題のこと、正直よくわからないが、あの21人の弁護団に好意を抱く人は少ないだろう。 そこから、自分自身で学ぶことは、今の自分がそうなっていないか、一歩引いた目線で自分自身を見つめなおすことが時々必要だな、と。 たとえば例にとると、零では今、日本の森のために国産材のみで家づくりをすることにある意味「崇高な使命」を感じて活動している。しかし、国内の森林の現場では中国バブルなどの影響で外材が高騰している今の内に国産材を現金化してしまおうと、全伐や伐採後の植林がおこわなれないなどの諸問題がおこり、いわばロシアの違法伐採・ニュージーランド、カナダの原生林伐採・熱帯圏の森林破壊 などと形は違えど似たような環境破壊が起きているという。国産材を使用することが無条件で森のためにはならないということだ。 この、いわば「崇高な家づくり」を一部の人たちに届けるのではなく、全ての人に届けたい、との思いでコストダウンをはかる。もちろんその一環として木材の仕入れコストも例外ではない。しかし、安いルートを追及すればするほど、先述の森林問題を助長する結果に直結しかねない。 国産材を使うことが「手段」のはずなのに「目的」になっていないか。あるいは「顧客獲得のための手段」が第一になっていないか。 本当の目的は何なのか。 同じことが、木組みにおける技術的・構造的観念からも言える。 時々自分自身を見つめなおす事って必要だなぁ・・・
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最終更新日
2007/05/27 01:03:19 PM
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