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終戦後、進駐軍がカラー撮影したと思われる零式練習用戦闘機(A6M2-K)を紹介します。19年に日立航空機で製造されたと思われる第三三二空の機体です。まず練習機に用いられていたはずの黄色(C3?)が僅かにカウリング下部と主翼前縁、それに補助翼のみに塗粧されていて何とも中途半端。しかも2本ある桁に日の丸を避けて黒が塗られています。イレギュラーな塗粧には違いありません。さらに注目するのは第3可動風防、第4固定風防下のフェアリングの形状が本来公表されている図面とは違う事です。(主翼は五二型仕様)迷彩色は緑黒色(D1)、灰色(J3)。胴体側面の塗料のハゲからは中塗りを省略された超々ジュラルミンがむき出しでにぶく輝いています。次回はよく知られているタイプの第二一航空廠製と思われる機体を紹介します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020/06/01 12:07:06 PM
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