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カテゴリ:雑感
勉強会ではジェネリック医薬品の話もありました。 「我々も医療に参画したい」という、患者の強い思いが、最後まで抵抗した医師会の砦の一つを崩したとの事でした。 ジェネリックに変更可能の欄が出来たことは、我々薬剤師の選択権が認められたことで、あたかも女性に選挙権が与えられた時のような、画期的な出来事なのです。 スタートして、10ヶ月になろうとしていますが、うちの薬局に関して言えば、99.9%が既存の医薬品の処方です。 「半額になる!」のCMに踊らされた患者さんに対する細かな説明、備蓄医薬品の増加など日常業務が大幅に増えるので、信頼ある既存の先発品にしておいてくれれば、安心で、楽な面もあります。 でも現在、この改革に薬剤師はどの程度、参画できているのでしょう。 処方箋に、署名、捺印が無い上に、ジェネリックが記載されてくることもありますから、薬剤師と患者さんが相談して薬を選択するという場面は実際はあまりありません。 小さな小さな薬局内でもそうでした。 素人でしか気付かない改革もあるので、東国原知事の頑張りを、ひそかに応援したいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 29, 2007 09:16:01 AM
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