|
カテゴリ:カテゴリ未分類
経済協力開発機構(OECD)の閣僚理事会が閉幕にあたって議長総括を発表した。その目玉は今後の世界戦略として、生産性を高めながら同時並行的に環境問題などの課題を克服することにあり、その両立を目指す、一段質の高い技術革新を呼びかけたことにある。
ほとんどトヨタの経営方針ソックリだ、と直感させられる。 その日本について、成長は維持しているが、デフレ脱却のペースが遅い点を、世界の例外的な懸念材料だと注意を促した。「例外」とは先進国でありながら後進国としての欠点を温存していることだ。日本は今、300年経済進歩のなかった江戸幕府時代に立ち戻っていると指摘されたのだ。 この特異現象の原因は、かつてないほどの安倍政権の弱いものいじめだ。憲法第25条にうたわれている健康で文化的な最低限度生活を営む権利に対する露骨な侵害(過重な税負担)、すべての生活部面で保障すべき社会福祉、社会保障、公衆衛生の向上・増進の義務放棄にある。 現行憲法のこの条項を足蹴にして何が憲法改正カ! 安部には改正を口にする資格などない。彼はこの一大事から国民の目をそらせるために、憲法99条をおおっぴらに無視している。現行憲法を汚し、壊し続けている。その罰を食わせることなしには、法治国家とはいえない。 党首討論で野党の頭領たる小沢は、これを討論の中心に据えるべきだった。格差是正の中核はここにあるのに、この男も国民を裏切った。野党のどこからも、安倍を憲法違反で告発する声が上がらないのは、政党の崩壊現象と言わずして他に何をかいわんや、である。 安倍が、日米同盟の補完が急務である、というのも目くらましのための煽動的言辞だ。日本国民は、いま、日米同盟の睡眠薬を飲まされて、三半規管を狂わされているのではなかろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.05.17 15:46:43
コメント(0) | コメントを書く |